り
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/12/18 01:57:21
私が私で在り得て欲しいと願うなら
何も望まないで
もし 巨大な隕石が落下して
地球が終わると聞いても
どうか 愛しい人達と
愛しい存在と
共に終りを迎える事に
恐れないで
痛はあるでしょ
そして 自分が何になったのか
判らなくて 留まるか
彷徨い歩くか
其れでもそれらは
決まった場所以外動けないものなのよ
愛してる 愛してるって
- 想いを -
輪廻の果て又生まれ出時に
覚えているなら
君の気持は
本物だから
それでも 何れ記憶から消えていくだけだから
私が抱えてあげる
一人一人が物語を差し出す
消えてしまわない様に
覚えていて星しくて
だから 応えるよ
変わりに
いつか思い出して
輪廻を何度も続け
そのたびにその記憶を
私に 渡す
其の時の自分が
本当に生きているか
其れを応えにと
いつか教えて
- 無限に生きる魔女に -と