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シン・ドラマ汁


[SI122]立花登青春手控え

立花登青春手控え 第4回「影の男」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回もちょっと複雑な話で、喜八という囚人が登に、同じ牢に100両を盗んだ罪で入っている甚助という男は無実だと言い出し、登は例によって事件を調べ始めるというお話でした。
しかし甚助自身が無実を主張しているわけではなく、よく調べると、甚助と同じ長屋に住んでいる男が、甚助が捕まる前に、房吉という男が甚助の部屋に忍び込むところを見たと言っているらしいのです。
甚助は100両のうちなくなった80両を女に貢いだと思われていましたが、探し当てた女はそんなものを受け取っていたらこんな飯炊きなんかやってないと怒り心頭w
喜八と甚助両人をしょっぴいた岡っ引きの藤吉は責任を感じ、房吉を取り調べますが、彼も金は持っておらず、一度解き放ったところ、川で溺れて死んでしまいました。
これで頼みの綱はなくなったかと思いきや、我々視聴者には、房吉の妻・おつなと喜八が不倫関係にあり、喜八が100両を盗んだ主犯格で、自分に手が及ぶ前に房吉を殺したことが、すでに分かっている状態なんですよねw
まぁ多分それらの事実が分かっていなくても、最初に甚助が無実だと言い出した喜八が怪しいと感じたとは思いますけども。
で、登たちがどうやって解決したかと言うと、藤吉がおつなに浮気相手がいることを聞き込み、彼女をずっと見張っていたところ、何度もきれいに身支度を整え、ある場所まで行っては戻りを繰り返しており、男に会いに行きたいのに行けないという状態ではないかと考えた藤吉たちは、おつなを毎日張り込んでいたのです。
亭主が死んで心細い時に、初七日が過ぎても浮気相手と会わないのはおかしいと推理した藤吉は、目明し風情にしておくのはもったいない推理力の持ち主ですわ。
そしてとうとうおつなは我慢しきれず、喜八に会いに行ってしまいます。
そこを登と藤吉たちに踏み込まれた喜八は、潔く諦め縛につきました。
この喜八、悪党ではありますが、自分が陥れた甚助のことを心配するなど、ちょっと憎めないところがありましたね。
そういうところにおつなも惚れたのかもしれません。
仲間の房吉を殺したことは同情の余地はありませんが、おつなとの関係を保つためでもありましたし。
今回の登は格闘シーンもなく、手柄はほとんど藤吉に持ってかれて、いいとこなしでしたねw




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