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[SI118]リーガルV

リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~ case8 テレビ朝日 木曜夜9時~
今回は、次回最終回に続く、小鳥遊が弁護士資格を失った事件の前編が描かれました。
後半になって登場した守屋至という青年が、あるNPO法人の職員を殺害した事件なのですが、既に結審して懲役9年の刑に服しているため、この事件を再び裁判にかけることはできません。
今まで暴力団が関わっているということくらいしか分からなかった事件なのですが、今回の話で事件の大体の構造が見えましたね。
至が殺した職員・市瀬徹は、自分が所属するNPO「貧困を救う会」の弱みを握り脅迫して金銭を得ていた悪質な人物で、NPOの代表・大峰聡が政界に打って出る時、市瀬が邪魔になり、会に世話になっていた至に目をつけ、ズブズブの関係の暴力団員に脅迫させ、妹を人質同然に扱われた至は、仕方なく市瀬を殺したというわけです。
しかし裁判で至は市瀬とは面識がないという証言を貫いたため、懲役9年を食らってしまいました。
しかも当時はまだ弁護士の小鳥遊がこの事件を担当したのですが、暴力団が関係しているところまでつきとめ、証言を得ようと近づいたのですが、その時小鳥遊が暴力団員に札束を渡しているところを写真に撮られ週刊誌に掲載されてしまったため、小鳥遊は弁護士資格を失ってしまったのです。
しかしこれは恐らく誰かが仕掛けた罠でしょうね。
封筒を渡された暴力団員は、中を確かめもせず車に乗り込み、その後出てきて封筒から札束を出していたので、多分車の中で札束を封筒に滑り込ませたのでしょう。
そしてその罠を仕掛けたのは十中八九、天馬ですね。
天馬は大峰とつながっており、市瀬の弁護を当時自分の事務所にいた小鳥遊にさせたものの、彼女が自分の想定していなかった事件の暗部まで探り始めたため、彼女を陥れたんでしょうね。
それを踏まえて、小鳥遊は天馬を訴えることにしたのでしょう。
次回最終回では、この異例の裁判がどう運ぶかが見所。
後は、大峰が市瀬に握られていた弱みは何なのか、天馬がどの程度この事件に関わっていたかが焦点になりそうです。




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