愛を待つ
- カテゴリ：小説/詩
- 2018/12/06 12:36:46
カサコソと音を立てながら歩く
それはかつであなたと歩いた道
今事どこにいるのだろう
どこで散る葉を見ているのだろう
それはわから分からないけど
街はクリスマスで一色
大きなサンタにきらめく電球
見ようとして夜に来ても
一人では寂しすぎる
そう あなたがいなくなったから
もう会えなくなるなんて
想いもしなかったのに
時があなたを解放したのか
私の想いが強すぎたのか
今はもう知る術もないけど
さようならは長すぎる
いつかまた愛する人と巡り合うのだろう
いまはまだ思いよらないけど
貴方のことを忘れてしまうのだろう
そんな悲しみはないけど
ありがとう 愛をくれて
ありがとう 暖かな胸に包まれて
その胸でもう一度だいて欲しかった
でももう駄目ね
愛を待つわ 想い出を捨てながら
