鎌倉旅行 三日目。
- カテゴリ:日記
- 2018/10/25 23:07:29
3日目は江ノ電に乗って、江ノ島方面へ出掛けました。
鎌倉に来たなら、鎌倉大仏を見なくっちゃ!という私と、
「新江ノ島水族館に行きたい!」という母の希望を融合。
最初の予定では、鎌倉文学館→高徳院→長谷寺→成就院→極楽寺→新江ノ島水族館の順路だったのですが、
貧乏性でホテルでゆっくりできない質の親子でして、
一番遠くの新江ノ島水族館から逆回りで行くことにしました。
緑の車体がかわいい江ノ電にゴトゴト揺られて江ノ島へ。
江ノ電って、本当に路地裏を走る感じで、
壁にこすりそうなところもあったりして、ひやひやしました。
途中の腰越駅は、ホームが短いから4両目のお客さんは前の車両から降りてね、
なんて言ってるし。
新江ノ島水族館は、きれいでした。
むかーしむかし、江ノ島水族館に行ったことがあるのですが、
そのときの記憶は、暗くて小さくてくらげがたくさんいた、ということくらい。
今回は、そんな暗い記憶を吹き飛ばすくらい、よかったです。
特に、深海魚としんかい2000(友人深海探索機)の展示が面白くて、
母といろいろしゃべりながら見ていたら、館内ガイドの方がたくさん説明してくれました。
同じ方が、しんかい2000の展示を見ているときにもいらっしゃって、
私たち親子オンリーに解説(その展示には我々しかいなかった)。贅沢。
しんかい2000は、本物が展示してあって、
その足下にタカアシガニがいたのですが、てっきり模型かと思っていたら、
脱皮後の殻だったと聞いてびっくり!
館内のビデオ展示で、タカアシガニの脱皮風景も見られるようになっているのですが、そんなことは館員さんに聞かないとわからないよ~!!
秋の遠足シーズンのため、途中から小学生と幼稚園児の襲撃に遭い、
嵐のような騒がしさでした…。
極楽寺は、病院機能を持っていたお寺だそう。
境内には、開祖 忍性上人がつかっていたとされる石臼と石鉢が置いてありました。
鎌倉の神社仏閣は、結構、関東大震災で倒壊した、という解説をよく読みました。
ただでさえ、鎌倉幕府滅亡にかかわる戦乱で燃えたりしているのに、
近代になって、自然災害で壊れちゃうなんて…。
成就院は参道の階段を上ったところにある、こじんまりとしたお寺でした。
参道からは由比ヶ浜が一望できて、登るのは大変だけどよい場所でした。
(帰ってから知りましたが、階段は108段…煩悩の数だわ…)
お庭がきゅっと濃縮されていて、私は好きです。
ここの境内に祀られている不動明王を写真に撮って待ち受けにすると、
良縁に恵まれるとか…?!
鎌倉三大あじさい名所ということでしたが、
参道の整備の際、あじさいを南三陸町に送り、代わりに宮城県の県花である萩を植えることにしたそうです。
長谷寺は私が行きたかったお寺です。
今回の旅行で回った寺院の中で、一番海外からの観光客が多くて、
一番案内等が洗練されていたような印象でした。
本尊の十一面観音像は、奈良の長谷寺の観音様と同じ霊木から作られたとのこと。
すごく大きくて、きらきらしている(特に首飾りが)観音様でした。
この観音様、彫られたときに一体は奈良の長谷寺に安置され、
もう一体は供養のために海に流されたらしいのですが、
海で蛎殻に導かれて、この地にやってきたという伝承があるそうで、
境内にかきがら稲荷があり、ここの絵馬は本物の蛎殻で衝撃(笑撃ともいう)でした。
そして、高徳院です。いわゆる鎌倉の大仏さま。
昔はちゃんとおうちがあったようですが、台風と地震で壊れて、
1500年頃から、露天で暮らされています。
与謝野晶子が、「美男におわす」と歌った通り、
切れ長の眼といい、やや下を向いた物憂げな表情といい、
「美男」な雰囲気にあふれてました。
若干、猫背気味なのが、気にはなりましたが。
私は、高徳院であとは帰宅のつもりでいたら、
忘れていました、鎌倉文学館。
こちら、加賀百万石の前田家の別荘だったそうです。
別荘って!広すぎでしょう!!
建物自体も、ステンドグラスが入れてあったり、飾り窓だったり、
なかなか素敵でした。
ここでは、セーラー服の女子中学生(多分)の団体がわらわらやってきて(遠足か修学旅行か)、
学校から与えられた課題をしていて、なかなか騒がしかったです。
由比ヶ浜から江ノ電に乗って、鎌倉駅に戻り、今回の旅行は終了です。
3日間、とても楽しかったし、よく歩きました!
水族館に行くと、必ず「美味しそう…」と思ってしまうダメな親子です。
確かに、鎌倉の大仏さまは、下から見たお顔が素敵です!
いわゆるあおり顔(?!)がキメ顔なのか。
前田家ほどの大大名だと、こんなに大きな別荘なんだな(敷地がとにかく広い)、と思いました。
途中の門扉に、普通に「前田」という表札があって、驚きました。
いや、前田サンちなんですけどね…。
くらげはやっぱりたくさんいました。一応、水族館の目玉らしい。
鎌倉の大仏さまは、横から見るとちょっぴり猫背です。
下界の私たちをよく見ようとしておられるのかしら。
鎌倉文学館、展示は時間の関係もあってゆっくり見られなかったのですが、
外観とか、ザ・洋館といった感じで素敵でした。
もっとゆっくりしたかった…。
高徳院の大仏は下から見た顔が、ちゃんと(?)素敵ですよね。
見上げる事を計算されているのでしょうね^^
鎌倉文学館、なんと前田家の別荘でしたか!
歴史は好きなのですが旅行とか行く時調べるのがいまいち苦手で…
行ってみたいです^^
暗くて小さくてくらげがたくさんいたw水族館はリニューアルされていたんだねw。
鎌倉の大仏さまは猫背だった?w
行ったことあるけど、そこは気づかなかったなー・・。へー。
鎌倉文学館がワタシ好みな建物の予感w。
ステンドグラスの窓とかあるんだね。
機会があったら行ってみたいなー。