「みなさんこんばんは、なまにくです」

「おなじくなまにくその２です」

「めでたく脳内対談日記④の運びとなりました」

「しかしアレだね」

「何？」

「モバゲってのもなかなかやらないよね」

「一応コラボキャンペーンらしいけど宣伝兼ねて書いてみようかね」

「とはいえやったことの無いゲームについて書くっていっても
色々と限界があるよね」

「それはそうだがありきたりな内容の日記でお茶を濁すとか
そんなことしたらアレだよアレ
友達が一気に半分くらいに減っちゃうとかあるじゃん？」

「コワっ！どんな厳しい友達だよっ！」

「毎回アホなネタを楽しみにしている読者様を
裏切ってはいけないというプレッシャー！」

「たしかにそれはあるがそこまで気負わなくても」

「そのプレッシャーに堪えながら白目向いて書きなぐる日記！
その向こうにうれしょん漏らすレベルの快楽があるのだよ」

「どんだけ自分追い込むんだよ！
ただのMだよそれ、日記を利用したドMの御褒美だよ！
日記をそんな風に使うなっ！！」

「まあ、コレはコレでアリだと思うわけだよ」

「普通に無いから、プレッシャーで興奮するとかマジないから」

「でだ、考えてみたんだけどさ」

「うん」

「このゲームやったことないからどんな内容か予想してみてはどうかなと」

「マジで？また各方面敵に回しちゃうの？
また各方面からお叱り受けちゃうの？」

「お叱り！なんて甘美な響きだ・・・・・・」

「うん、それは普通に御褒美じゃないからね
冷や汗かくレベルの事態だからね」

「御褒美はさておき、肝心のゲームの内容だが」

「え？ホントに語るのかコイツ
でもどーせ止めても勝手に語るんだろうな・・・・・・」

「主人公はプレカトゥス（１２歳の妹）なわけだ」

「ちょっとまて！おかしい表記が含まれてる！」

「なにもおかしくはない、ゲームの世界ではありふれた設定だ」

「それなまにくが好物のゲームだよね？
【登場人物は全員１８歳以上です】って書いてあるけど
とうみてもアウトな女の子が出てくるゲームだよね？」

「そういうゲームがあったかもしれない・・・・・・
でもいいんだ！
大きなお友達（手遅れな人々）がハァハァする設定じゃないと
課金勢が集まらんだろう！」

「うわ～、モバゲ業界のタブーに触れちゃったよこの人
ぶっちゃけすぎだろ色々と」

「そして話をもとに戻すが
プレちゃんは木更津の小学校に通う元気な小学生」

「名前略しちゃったよこのオッサン
てか舞台が地味だな、木更津とかリアルすぎて困るわ」

「ある日プレちゃんは地下の仲間達と沼に挑み・・・・・」

「アウトッ！それ完全にアウト！
作品チガウから、それカイジだから！
それと小学生はパチ　ンコできないから！
むしろそんなゲーム出したら福本さんに訴えられる！」

「まあ、なんというかお約束だよお約束
冗談はさておき
ストーリーはこんな感じだ

【１２歳の誕生日を迎えたプレカトゥスに
両親から生き別れの兄がいると
告げられるところから物語は始まる

両親から渡されたのはひとつの天秤
その天秤の片方には綺麗な装飾石が乗っていた
両親曰くその石にぴったりとつりあう石を
持っているのが本当に兄だと

そしてその二つの石を組み合わせた時
兄と妹の本当の冒険が始まるのだ！】

ってゲームの滑り出しはこんな感じ」

「むりやりタイトルにこじつけた感が否めないな」

「ゲームの第１章は【兄を探して北○鮮へ】」

「それもアウト！色々アウト！」

「アレもダメ、コレもダメってわがままだなぁ」

「伏字にしなきゃいけない国はダメだろ普通に」

「そして第２章は【兄を探してYouTubeデビュー】」

「ワケがわからないよ」

「チャンネル登録が１００万を超えたら次の章へ進む
尚、動画の内容はひたすら画面に向かって
『おにいちゃん大好き！』と言い続けるもの」

「それたぶんなまにくしかチャンネル登録しないよね」

「え？俺だけ？」

「普通は見向きもしない動画だろう」

「そして第３章は【兄を探して塀の中】」

「本格的にヤバイ言葉が飛び出したぞオイ」

「色々な兄の情報を得たところ
兄は塀の中にお世話になっているらしい」

「何したんだ兄！何して捕まったんだ！
斬新すぎる設定だろっ！」

「塀の中にいる兄に会うべく
難易度の高い犯罪をおかして
見事捕まるミッジョンがメインの章だ」

「社会的にというかゲームとしてもアカンだろ！」

「青少年保護法をかいくぐり
果たして実刑を勝ち取ることができるのか！？」

「無理だろ！どー考えても無理だろ！
１２歳で実刑とか無理ゲーだよ」

「兄のためなら不可能を可能にする！
それが名作『プレカトゥスの天秤』なのです」

「そろそろいい加減にしないと
製作会社から訴えられるぞ」

「というわけで
こんなゲームがあったらいいな、的な日記でした」

「ほんとうにすみませんでした
生まれてきてすみませんでした
お願いだから怒らないでください
ほら！お前も謝れよ！」

「ごめんちゃい
でも妹は永遠に不滅だ！！

プレたん可愛いよプレたんﾊｧﾊｧ」

「ダメだコイツ・・・・・・早くなんとかしないと」


　　　　　　　　　　　　　　　　　THE END