Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2018年 9月29日(土)Ⅱ

9月29日(土)Ⅱ

Ⅰからつづく



  午前11時15分、ようやく受付テントに到着。申込書に
  住所、氏名、年齢、性別等々を書き込み、身分証を呈示。
  やっと、許可がでました。やれやれ、はれほれ、ひれふれ、ほれはれ・・

  只今、時刻は午前11時25分。
  約2時間をどうするか?

  とりあえず、二条城を見学してこよう、とタクシーに戻る。
  このころ、乗務員さんは、ゴタのことを思い出してくれていた。

   「そういえば、ゴタさん、おたくのことを思い出したよ。
    朝、一緒に、点呼を受けていましたよね。」

   「そう、やっと思い出してくれたんだ。あの村上さんって、まだ
    務めてはります?」

   「いますよ。元気に乗務してますよ。」

   「ああ、なつかしいなあ。」

  あまり、こんな会話をすれば、お客様に失礼なので、そこそこにして、
  ガイドを始めます。
  二条城に行くときには、やはり、日本の幕末のお話をします。
    
  大政奉還(1867年10月14日)のあとも、慶喜が実権を握っていた。
  天皇家に政権が戻ってきても、政治の実態は、
  天皇家が完全掌握しきれず、新政府も、天皇家の下に
  位置づけられていたから、やはり、慶喜が握っていた。
  
  そこで、もう一度、今度は
  完全に、天皇~新政府体制で、
  政治が一本化するように王政復古(同年12月9日)が宣言された。 

  一方、慶喜は、12月16日、大阪城に、各国の代表を集め、
  新政府の政治体制が機能するまでは、慶喜が外交を担当する旨を
  発表。

  結局、実質的な新政府が誕生するためには、
  戊辰戦争で、幕府軍を倒すしかなかったようであります。

  しかし、倒幕の発端が、この二条城での大政奉還にあったことは、
  我々ガイドが外国人に、是非説明しておくべきことかと思われます。

   ヾ(@^▽^@)ノ


 【お昼は、ラーメン】

  二条城の庭は、まだ入れません。予定より早く出てきました。
  ドライバーさんに電話。5分で降りた場所に戻るとのこと。
  この間、食事場所をお客様と相談。何でもいいとおっしゃいます。

    「Is ramen noodle fine ? じゃ、ラーメンは?」 
 
    「Tha's okay. いいよ」
  
  ということで、二条城裏手の「天下一品」に入ります。

  さっそく、メニューを見せながら

  ヾ(@^▽^@)ノ

ゴタ    : How about this set menu ?
    この定食どうでっか?

ジョーンさん: That'll be fine.
   いいっしょ。
  
  しばらくして、チャーハンセットがきました。
  ジョーンさん、他の人が注文した生ビールを見て、

   「I'd like to try one. 飲みたいなあ」

   ということで、ご注文。

ゴタ  : すみません。生中、ひとつ。

店員さん: おひとつだけ?

ゴタ  : はい、私は、勤務中ですから。
      この人に、ひとつ。

   ジョーンさん、やり取りがわかったらしく、

   「Please order your beer, too あなたも飲みなさいよ」

   もちろん、お断りしました。でも、今頃、飲んでみたくなった。
   今夜は、生中で乾杯じゃ!

   ガイドよりも、ジョーンさんのほうが、時間管理がシビア。
   ジョーンさん、食べ終わってすぐに、時計を見ます。 
   
    「I loos like time we go back.もう戻る時間みたいですよ。」

    そう、確かに、ここから桂離宮までは、30分はかかります。
    もう行くべき時間です。割り勘のつもりだったので、
    880円の定食のため、1000円渡そうとしたら、
  
       「No, not necessary. ええよ」

       「Thank you. すんまへん」

   ゴタ観光事務所の規定では、自分の食べたいものを食べたときは、
   自腹、となっております。

   が

   ちゃっかり、おごってもらった。

Ⅲにつづく
ゴタぴょん




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