ゴタぴょんの日記 2018年 9月29日(土)Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2018/10/03 06:14:38
9月29日(土)Ⅱ
Ⅰからつづく
午前11時15分、ようやく受付テントに到着。申込書に
住所、氏名、年齢、性別等々を書き込み、身分証を呈示。
やっと、許可がでました。やれやれ、はれほれ、ひれふれ、ほれはれ・・
只今、時刻は午前11時25分。
約2時間をどうするか?
とりあえず、二条城を見学してこよう、とタクシーに戻る。
このころ、乗務員さんは、ゴタのことを思い出してくれていた。
「そういえば、ゴタさん、おたくのことを思い出したよ。
朝、一緒に、点呼を受けていましたよね。」
「そう、やっと思い出してくれたんだ。あの村上さんって、まだ
務めてはります?」
「いますよ。元気に乗務してますよ。」
「ああ、なつかしいなあ。」
あまり、こんな会話をすれば、お客様に失礼なので、そこそこにして、
ガイドを始めます。
二条城に行くときには、やはり、日本の幕末のお話をします。
大政奉還(1867年10月14日)のあとも、慶喜が実権を握っていた。
天皇家に政権が戻ってきても、政治の実態は、
天皇家が完全掌握しきれず、新政府も、天皇家の下に
位置づけられていたから、やはり、慶喜が握っていた。
そこで、もう一度、今度は
完全に、天皇~新政府体制で、
政治が一本化するように王政復古(同年12月9日)が宣言された。
一方、慶喜は、12月16日、大阪城に、各国の代表を集め、
新政府の政治体制が機能するまでは、慶喜が外交を担当する旨を
発表。
結局、実質的な新政府が誕生するためには、
戊辰戦争で、幕府軍を倒すしかなかったようであります。
しかし、倒幕の発端が、この二条城での大政奉還にあったことは、
我々ガイドが外国人に、是非説明しておくべきことかと思われます。
ヾ(@^▽^@)ノ
【お昼は、ラーメン】
二条城の庭は、まだ入れません。予定より早く出てきました。
ドライバーさんに電話。5分で降りた場所に戻るとのこと。
この間、食事場所をお客様と相談。何でもいいとおっしゃいます。
「Is ramen noodle fine ? じゃ、ラーメンは?」
「Tha's okay. いいよ」
ということで、二条城裏手の「天下一品」に入ります。
さっそく、メニューを見せながら
ヾ(@^▽^@)ノ
ゴタ : How about this set menu ?
この定食どうでっか?
ジョーンさん: That'll be fine.
いいっしょ。
しばらくして、チャーハンセットがきました。
ジョーンさん、他の人が注文した生ビールを見て、
「I'd like to try one. 飲みたいなあ」
ということで、ご注文。
ゴタ : すみません。生中、ひとつ。
店員さん: おひとつだけ?
ゴタ : はい、私は、勤務中ですから。
この人に、ひとつ。
ジョーンさん、やり取りがわかったらしく、
「Please order your beer, too あなたも飲みなさいよ」
もちろん、お断りしました。でも、今頃、飲んでみたくなった。
今夜は、生中で乾杯じゃ!
ガイドよりも、ジョーンさんのほうが、時間管理がシビア。
ジョーンさん、食べ終わってすぐに、時計を見ます。
「I loos like time we go back.もう戻る時間みたいですよ。」
そう、確かに、ここから桂離宮までは、30分はかかります。
もう行くべき時間です。割り勘のつもりだったので、
880円の定食のため、1000円渡そうとしたら、
「No, not necessary. ええよ」
「Thank you. すんまへん」
ゴタ観光事務所の規定では、自分の食べたいものを食べたときは、
自腹、となっております。
が
ちゃっかり、おごってもらった。
Ⅲにつづく
ゴタぴょん