<最終回>探偵が早すぎる 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2018/09/21 17:09:42
探偵が早すぎる 第１０話(最終話)「遺産５兆円をかけた最終決戦が、ついに完結！！」
日テレ 木曜夜１１時５９分～
▼亜騰蛇の罠
最終回の今回は、最後にふさわしく、朱鳥を初め亜騰蛇、壬流古、麻百合の全員が一華の命を狙い、
貴人まで意外な形で出てきました。
まずは、初めて亜騰蛇が自ら罠を仕掛けてきました。
一華と橋田に取引を持ちかけたと見せかけ、部屋に閉じ込めて可燃性の油を塗った油絵に
虫眼鏡で火を起こす要領で、丸いガラス製の金魚鉢で火をつけようとしたのです。
しかし油の臭いを消すためラベンダーの香りがきっかけで千曲川にトリックを見抜かれ、
部屋に消火器を隠しておくことで火事を回避。
亜騰蛇は千曲川が廊下に塗った油で転び、手をついたカーペットに瞬間接着剤が塗りたくってあり、
身動きできない状態でトリック返しをされましたが、今回も甘く、とりあえず無傷でした。
この時千曲川は、廊下が傾いていることに気づくのですが、さすがにこの時にはまだ
朱鳥が仕掛けた罠には気づかなかったのです。
▼紙芝居
壬流古と麻百合もこれで何回目か分かりませんが、それぞれ一華の命を狙います。
しかし雑なトリックだったため、どちらともすぐ千曲川に見抜かれ、
その様子は悲鳴と紙芝居ですまされてしまいますｗ
この紙芝居が楽しすぎましたね。
千曲川だけなんであんなイケメン風なんだｗ
てかよくあんな紙芝居を用意する暇があったなｗ
しかしこの雑な罠も朱鳥の罠の伏線になっているとは、この時千曲川も気づかなかったのです。
▼最後の対決
そして最後は、法要を開いた大広間で全員が対決。
朱鳥は最初、一華に謝罪しましたが、当然演技。
すぐに本性を表し、広間の入り口を開けたらすぐにでも館自体が崩壊するような仕掛けを施し、
老朽化した館が自然に崩壊したように見せかけるため、亜騰蛇と麻百合は置いていくと言い、
拳銃で脅して最後の仕掛けをした後、跡継ぎの壬流古とともに部屋を出て行ったのです。
自分の娘まで置いていくとは、なんという薄情な女なのでしょう。
廊下が傾いていたのも、朱鳥が館全体に施した仕掛けのせい、壬流古や麻百合の罠を防ぐため、
千曲川が配水や配電を止めたのも、老朽化しているという証拠になるというのです。
そして館を崩壊させるため、柱に槌を打ち込む朱鳥の背後に、なんと千曲川が…ｗ
朱鳥が最後に施した錘とバランスを取るため、亜騰蛇と麻百合を柱にぶら下がらせ、
自分達だけ出てきたのですｗ
千曲川は梃子の原理と言っていましたが、どちらかというとやじろべえの原理のような気がしますね。
▼顔を隠した人物は別人の法則
朱鳥は千曲川に拳銃を向けようとしますが、千曲川が一瞬早く、ナイフを投げて朱鳥を柱に拘束。
その後壬流古が登場したので朱鳥は壬流古に千曲川を殺すよう命じますが、
なんとその壬流古は貴人の変装だったのです！
というか、壬流古がミイラのように頭部全体に包帯を巻き、目だけ出してる状態だったので、
誰かと入れ替わっている可能性はあるなと思ってましたが、声が壬流古っぽかったので、
ちょっと油断してましたわ。
貴人は実は、一華の亡き父で自分の兄である瑛を強く慕っていたため、
瑛を殺した朱鳥を恨むようになっていたのです。
しかし貴人が撃とうとした拳銃の弾は千曲川によって抜かれていました。
やっと千曲川が投げた２本のナイフうち１本を外した朱鳥は、貴人に襲いかかろうとしますが、
２本のナイフが透明な糸(釣り糸？)で結ばれていたため、柱に打ち込まれたもう１本のナイフを
引っ張るような形になってしまったため、館が崩壊ｗ
槌を打ち付けても崩壊しなかったのに？ｗ
まぁ最後のバランスが崩れたということにしておきましょう。
しかし怪我人はなく、何となく大陀羅一族も崩壊してしまいましたｗ
▼大団円
遺産を受け取った一華でしたが、住んでいた狭いアパートに、橋田とともに住み続けるようです。
そんなところに大金持ちが住んでいるのが知れたら、危険だと思うんですけどねｗ
というか、５兆円でしたっけ？ そんな巨額な財産、持ってるだけで大変だと思うんですけど、
一体どうするつもりなのかは、描かれませんでした。
千曲川は報酬を受け取り、もう命が狙われることがなくなった一華に興味を失ったようです。
でも金持ちだと誰にいつ襲われても不思議ではないですけどねｗ
そういうあまり知的ではない犯罪には興味がないってことでしょうか。
キャラ立ちがすごく、面白いドラマだっただけに、すっかり片付いてしまって、
続編は望めそうにないというのはちょっと寂しいですね。
そしてチェインストーリーがやっぱりないのも寂しいです。
