幽花さんの質問に応えて
- カテゴリ:日記
- 2018/09/21 07:41:33
詳しくはないので、知っているところだけを簡単に^^;
九字と喼急如律令とは、共に中国から伝わった呪文で、密教や陰陽道・修験道等で用いられています。
九字は災害を払い勝利を得るための呪法で、道教の六甲秘咒から来ているそうです。
山や戦場に入るときに、身を守るために唱えるもので、
「臨兵戦者皆陳列在前」(多少文字が変わるものもあります)と発声し、
各々の字に適合する印(両掌を組み、指等で様々な形を作る)を組みます。
九字護身法とも言い、密教で言う「被甲護身」と同じようなものです。
結界に入る時に、身にバリアを纏うようなことなんでしょうね。
また、呪符などでは九字の下に呪を籠める一字を書く「十字」というのもあります。
喼急如律令は悪魔を退散させる道教の呪文だそうです。
「律令(法律)の如く急いで行え」という意味で、
元々は公文書にも用いられていたのですが、いつしか呪文の末尾につけるようになったそうです。
護符にも、例えば式神の呪文の最後に喼急如律令と書かれていますね。
「○○よ、チャッチャとやっちゃって」的な^^;
ひとつ、例を。願い事を叶える護符だとか。
______
| |
| 一 |
| 日 尸 |
| 日 田 |
| 月 鬼 |
| 喼 |
| 急 |
| 如 |
| 律 |
| 令 |
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちなみに北海道には野生のイノシシはいないそうですよ。
すごい!
全身筋肉みたい。
>強靭な下し金のようですし、牙も鋭利です。
こわい!
全身武器みたい。
北海道は熊かな♡(=・◦・=)♡
大人のオスだったら80kg以上で、40~50kmで走るので、
体当たりされたら人なんかひとたまりもなくやられちゃうし
車でも大破します。
鼻先で土を掘るためか、そこは強靭な下し金のようですし、
牙も鋭利です。
北海道を除けば、野生の生態系の頂点ですね。
イノシシの声、聞いたことないでです!
聞いてみたい♡(◡)♡
イノシシって怖いのですか?
ちゃんとお聴きになっているのだからすごいですよ^^
私の親戚の菩提寺、真言宗なんですが
そこの住職のお経が結構スペクタクルなもので、
ひそかに「オペラ坊主」と呼んでいます(罰当たり^^;
ちょっと馬鹿みたいな解釈して恥ずかしい(●´⌓`●)
教えて下さりありがとうございました!
「お釈迦様の祝福あれ」とか「観音様に栄光あれ」とかですね。
お釈迦様や観音様の御威光で、
故人を成仏させて、極楽に導いて!といったところでしょうか。
お坊さんがお墓の前でお経してるけど。
その時ソワカソワカソワカって言葉がよく入ります。
「祝福あれ」「栄光あれ」って亡くなったひとに言ってるの?
なんか不思議♡(=・◦・=)♡
もひとつだけ^^;
「そわか」は「祝福あれ」「栄光あれ」的な意味もありますね^^
刀印 鞘と刀身を表す よくご存知で(^^)
ちなみに 陰陽師が良く使う「オン キリキャラ ハラハラ フタラン パソツ ソワカ」という呪文は
一度切った九字を解除するときに使われます。
「おん~」で始まり「~そわか」で終わる呪文。
「おん」は真言の最初につける決め文句のようなもので
「そわか」は「成就してください」という意味を持っています。
「般若心経」の最後にも「菩提薩婆訶(ぼじそわか)」という一説がありますが
これは「悟りよ 来たれ」と解釈することができます。
早九字だと、人差し指と中指を並べて伸ばし、他の指は握る「刀印」ですね。
両掌で各々この印を組むと、鞘と刀身を表すとか^^
人によっては最も強力な九字と言われてます。
他にも 土御門家が使う
朱雀・玄武・白虎・勾陣(陳)・帝久(帝公、帝正、帝台、帝后、帝禹)・文王・三台・玉女・青龍
もありますねw
臨兵闘者皆陳烈在前で印を結んで 横5回 縦4回切る
映画などで忍者が片手で九字を切る「早九字護身法」は
印を結ぶのを省いたもので
横→縦→横→縦→横→縦→横→縦→横
臨→兵→闘→者→皆→陳→烈→在→前
こんな感じw
仏教 神道 陰陽道等々の話題になると ついつい(^_^;)
両方とも疑問解明への探求心がエネルギーですね。
宗教は最終的には神仏に丸投げして完結してしまうので、
そこが哲学・科学と宗教の違いかと思います。
ただ、哲学・科学をもってしても説明できない事象が未だに多いので、
また宗教に飛躍してしまう、オウム真理教の信者達のような人も後を絶ちませんね。
久遠さんはすごく詳しいですからね~^^
私は聞きかじり^^;
九字切り、今はネットにやり方が載っています。
しかしいいのかな~とも思いますな。
昔は、そこいらの坊主でさえ、印を組む際には袖で隠すか、
布で両掌を覆って隠したものです。
今では平気で曝しているし、こうしてネットにも載っていますし。
九字ですが、西晋~東晋の時代の葛洪の表した「抱朴子」にある
「臨兵闘者皆陳烈在前」の他に「臨兵闘者皆陳烈前行」というのもあるんですよね。
「陣」と「陳」は誤記なのか、同じ意味なのかよくわからないのですが^^;
九字、手法としては密教の三密と同じですよね。
ただ、密教だとサンスクリット語の真言を唱える場合が多いので、
中国に伝わった時に、道教あたりの影響を受けたか、道教に影響を与えたのでしょうね。
ゆっくり読みます^^;
ありがとうですヾ(=^..^=)ノ゙
ひとこと:九字切りしたいです♪
でも逆に軟弱な九字切りだと邪悪な妖魔が集まっちゃうのかなって少し不安。。。
わたしの好きな言葉に「意志に囚われない現象の分析が科学を生んだのです」っていうのがあります。
でも、その科学が生まれちゃったから反作用で、
意思に囚われる現象が生まれちゃったのかなーって思ったりもして、おもしろいです♡(◡)♡
だから、科学が弱かったむかしは悪魔や妖魔も、
人間世界と人間の思考世界に堂々と存在してて、ある意味おもしろいと思いました。
でもすべてが人の意志に囚われた判断だったから、魔女裁判とか怖いなとは思います。
この板、消さないで下さいね♡(◡)♡
また、ときどき見に来て質問したりしたいので、よろしくお願いします!
(。◕‿◕。)ノ
映画やドラマ アニメや小説によく出てくる。
臨兵闘者 皆陣列在前
りん・ぴょう(びょう)・とう・しゃ(じゃ)・かい・じん・れつ・ざい・ぜん。
意味は「臨む兵、闘う者、皆 陣列べて(ねて)前に在り」。
密教における原典「成身辟除結界護身法」
民間呪術として広まったのが「九字護身法」
神仏を表す9種類の印契で
それぞれの印に対応する神仏があり
その加護によって病魔や災厄を祓い遠ざけるとされてます。
「臨」
普賢三摩耶印(ふげんさんまやいん) 仏格:毘沙門天 神格:天照皇大神
「兵」
大金剛輪印(だいこんごうりんいん) 仏格:十一面観音 神格:八幡神
「闘」
外獅子印(げじしいん) 仏格:如意輪観音 神格:春日大明神
「者」
内獅子印(ないじしいん) 仏格:不動明王 神格:加茂大明神
「皆」
外縛印(げばくいん) 仏格:愛染明王 神格:稲荷大明神
「陣」
内縛印(ないばくいん) 仏格:聖観音 神格:住吉大明神
「裂」
智拳印(ちけんいん) 仏格:阿弥陀如来 神格:丹生大明神
「在」
日輪印(にちりんいん) 仏格:弥勒菩薩 神格:日天子
「前」
隠形印(おんぎょういん) 仏格:文殊菩薩 神格:摩利支天
ちょっと食いついてみました(^^♪
こちらこそありがとうございます^^
古今東西関わらず、魔術魔法の類はありますね~。
科学も元はこういうところから発生している部分もありますし、
その頃はまだ解明できなかった、不可思議な現象を
言葉で表現するのに妖魔を語った部分もありますしね^^;
質問にカテを使用して答えて下さりありがとうございます!!
あとで、ここに出て来た解らない単語を調べてみようと思います。
全体的に読んで、西洋とおなじ分類の東洋の魔法かなって思いました。
どっちにも魔法が存在してて機能してるって事は、
この世界には、むかしむかしは本当に悪魔とか妖とか居たのかなって思いました。
不思議な世界観です。
式神って言葉はアニメとかで、知ってますけど、
どうしたら使役出来るのか、どうやって使役するのか、
ぜんぜん知らないので、これもあとで調べようと思います♡(◡)♡
最後の願い事を叶える護符は「チャッチャと叶えてください!」って感じでいいのかな(๑ゝڡ◕๑)
おもしろいです!
説明嬉しかったです_/\○_[感謝状]