<最終回>遺留捜査 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2018/09/17 01:13:10
遺留捜査 第９話(最終回)
テレビ朝日 木曜夜８時～
▼キャストについて
今回は最終回ということで、２時間スペシャルの観月ありさ接待回でした。
観月と言うと連続ドラマ主演を１９年続けたということでギネスに登録された過去があり、
現在はどうなのか分かりませんが、とりあえず毎年主演はしているようです。
ただ民放のドラマでは視聴率が稼げなくなってきたため、ＮＨＫにシフトしているようですね。
今年はＢＳプレミアム「捜査会議はリビングで！」で主演を務めました。
少し勢いが落ちたものの、まだまだ超主役級女優なのは確かなので、
メインゲストとはいえ刑事ドラマに降りてきてくださるのは大変珍しいのです。
もう年も年なのでそろそろ本格的に脇も視野に入れて活動するつもりなのかな。
そしてメインゲストに釣られるかのように、他のゲストも豪華でしたね。
ピンでメインゲストを務めても不思議ではないような人ばかりで、
ゲストの欄にあめくみちこが省かれるくらい豪華でしたｗ
そして観月の弟役を演じたのが、三浦涼介。
相変わらず、ふつくしい…。
３０超えてもまだまだ美しいですね。
お父さんは三浦浩一ですが、お母さんがニュージーランド人とのハーフなので、
彼は白人とのクォーターということになり、顔つきもちょっとそんな感じなんですよね。
なので彼にあまり和風な格好をさせてはいけません。
彼も才能はあると思うのですが、事務所になかなか恵まれないようで、
これからの活動が危ぶまれるのが大変残念です。
▼苦難の姉弟
さて、一項丸々キャスティングについて語ってしまいましたｗ
内容の話に移りましょう。
今回は２時間スペシャルだけあって、ちょっと複雑な話でした。
観月演じる酒井裕子准教授の弟・高橋尚也が１２年前に起こした養父殺人事件と、
裕子が支援を受けている企業の社長の爆死事件が関係してくるというもので、
警察が尚也を容疑者として追っている最中に、彼は殺されてしまいました。残念すぎる！
この時最初は自殺として処理されそうになったのですが、後の犯行シーンを見ると、
犯人は尚也を背後から拘束して、首の前から後ろにかけて切っています。
普通首を掻き切る自殺の場合、刃を首に当て後ろから前にかけて切りますよね。
前から後ろにかけて切ることもできなくはないですが、あまり力が入りません。
なので自殺でないことは傷跡を見れば分かるのではないかなーと思いました。
他にも疑問がありまして、裕子と尚也は両親が死んでから叔父に引き取られ、
虐待を受けながら育ちましたが、何故裕子は大学に行くことができたんでしょうね。
さんざん虐待しておいて、養育費を本人に要求するような酷い男でしたから、
高校どころか中学出たらすぐに働けとか言いそうに思います。
裕子のいた大学が京都中央大学という名前でしたから、恐らく京大がモデルなのかな？と思いますが、
京大は国公立なので入学金も授業料もあまり高くはなく、奨学金をもらえば
あとはバイトでもしながらだとカツカツ何とかなりそうには思いますが、かなり厳しいと思いますし、
もちろん叔父にそれまでの養育費を払う余裕などないでしょうから、
あのがめつい叔父は絶対反対すると思います。
▼最終回の３分間
今回のターゲットはもちろん裕子。
実は裕子が叔父を殺したのに、裕子が妊娠中だったので、尚也が裕子をかばって自首し、
少年院を出た後は急に裕子につらく当たるようになり、１０年ほど疎遠だったのですが、
実は尚也は研究者として輝かしい道を歩んでいる姉に、自分のような前科者の弟がいることが、
周囲に知られないよう、わざとつらく当たって疎遠にしていたのです。
それを聞いて裕子は、自分の罪を認め、１２年前の犯行を自白しに警察に行くと言ってましたが、
それだと尚也が命を賭けてかばった努力が台無しなんですよね。
それにまだ中学生の娘が、１人ぼっちになってしまいます。
罪は裁かれるべきなのでしょうが、何だかこのオチには納得がいきません。
証拠はないのですから、裕子は娘のためにも罪を認めるべきではなかったのではないかと思います。
▼村木の思い人
村木が片思いしていた人物がやっと分かりました。
何と科捜研のマリコだったのですねｗ
ここの科捜研は一体どうなっているのか分かりませんが、
マリコと村木は別の場所で仕事をしているようです。
まあ相手がマリコでは、絶対村木の思いは届かないでしょうねｗ
最近糸村と村木の絡みが楽しくって仕方ないです。
そして最終回ですが、きっとまた来年次のシーズンがあるでしょうから、楽しみに待ちましょう。
