<最終回>絶対零度 未然犯罪潜入捜査...
- カテゴリ：テレビ
- 2018/09/11 17:08:47
絶対零度 未然犯罪潜入捜査 第１０話(最終回)「復讐者に憐れみを」
フジテレビ 月曜夜９時～
▼放置プレイ
前回の感想でも書きましたが、桜木が追っている、そして井沢の家族を殺した犯人の背後にいる
犯罪組織を、最終回でぶっ潰すものだとばかり思ってたのですか、全然そんなことはなかった…
確かに犯罪組織は存在していたのですが、そっちには全然関わらずに終わりました。
いやいや、こんなことってある？
確かに無実の谷口を、ミハンが殺人を犯す危険性が高いと誤算し、赤川刑事が谷口を射殺したのも、
その赤川と赤川の相談相手の井沢の妻を、東堂の後ろにいた警察庁次長？でしたっけ、
彼が殺させたのは許せないことではありますが、それって元々その犯罪組織が
谷口の上司を殺そうと、谷口の荷物を爆発物と入れ替えたのが原因ですよね。
でもそっちは放置で東堂と副次長ばかりを責めるのもどうかと思うんですよ。
彼らを責めるのはいいですが、犯罪組織の方もどうにかしないと！
映画化してそっちでやるのかと思いきや、特にそんな発表はなかったしｗ
まぁちょっと映画化は厳しいかなと思いますけどね。
▼谷口射殺事件
最終回でしたが、正直不満だらけでした。
まず１点目が前項で書いたように、犯罪組織ほったらかしの件。
そして２点目は赤川刑事が谷口をいきなり射殺した件。
いくらなんでもいきなり射殺はないだろう。
向こうは証券会社の社員、こちらは刑事ですし、桜木も近くにいたのですから、
いくらでも取り押さえることができたはずなんですよね。
またいきなり殺して爆発物を落っことして爆発というパターンも十分ありえます。
１つの可能性として誤射がありますが、誤射するような腕前なら尚更撃てないですよ。
だって爆発物に当たったら終わりじゃないですか。
谷口をどうしてもあそこで殺さなければならない理由がない限り、
日本の刑事がいきなり射殺ってありえないと思うんですよね。
どうにも赤川が谷口を射殺した超展開は納得いきません。
▼次長襲撃事件
もう１つどうしても納得できないのは、警察庁次長のところに井沢が殴りこみに行ったところです。
井沢はあの時血だらけの上、銃を持っていたし、次長のところにたどり着く前に、
それこそ射殺されても不思議はなかったですよね。
警察庁次長クラスになると必ずＳＰがついているでしょうから、ＳＰは常に武装しているので、
ただ単に殴りかかって反撃されておしまいってことはないはずです。
また次長を連れて部屋に閉じこもった時も、後から駆けつけたのは山内と小田切だけ。
機動隊が来ても不思議ではないですよ。
しかも２人は井沢が発砲するまで、扉の前でやめてやめて叫ぶだけ。
やめてで済んだら警察いらんわ！
そして発砲後に山内がいとも簡単に扉を蹴破って入っていきましたが、
それできるんなら最初からやれよ！って思っちゃいましたｗ
結局井沢は次長を殺すことができずにまぁよかったですけど、
他の超展開が気になって、あまりというか全然感動できませんでしたよ。
▼最低回
その後、前代未聞の警察庁次長の嘱託殺人が報道され、東堂も逮捕されてましたが、
何故井沢が無罪放免で東堂の事情聴取をしてたんでしょう？
次長の犯行はあまりにも警察組織に対するダメージがでかすぎて、
何があっても世間にさらせないレベルではないでしょうかね。
よしんばそれが公になってしまったとしても、それならその事件を公にするきっかけとなった
井沢が起こした次長襲撃事件での発砲も、摘発されてしかるべきですよね。
そっちは何故不問になってしまったのか、謎です。
あと、桜木は結局どうするんでしょうねｗ
井沢が次長に向けて発砲しようとした時、桜木が殺せ的なことを言っていたのも気にかかりました。
でもそれに対するフォローは何もなかったですよね。
なんかいろいろ不満だらけ、ツッコミ所だらけの最終回で、
今までがそこそこよかっただけに、こんな最終回でとても残念です…。
わけわかめのシグナル最終回に勝るとも劣らない酷さでしたわ。
続編の希望が多いようなので、多分何らかの形で続きがあるのではないでしょうか。