Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2015年1月13日(火)Ⅰ

2015年 1月13日(火)Ⅰ


   電話です。


電話 : こちら、京都、中京区にあります、松井旅館、本館
     です。さっそくですが、
     ゴタさん、きょうって、
     ガイドをお願いできますか?



ゴタ : えーと、スケジュール手帳を見てみます。
      (うそやで。そんなもん、ないで。) 

     あ、空いていますね。

     (当たり前やろ。ヒマなガイドのくせに)



電話 : では、午後1時に、お迎えに来ていただけますか?
     お客様は、5名様です。タクシーの手配も
     お願いできますか?



ゴタ : 了解しました。(むふふ)


  
    さっそく、ジャンボタクシーを手配。
    MKに問い合わせ。なんと、1時間につき、
    11160円だって。

    あほちゃうか。
    そんな高いタクシーに、誰が乗るものか!

    京聯タクシーに問い合わせ。
    

京聯 : はい、うちは、4時間で、24720円です。



    ゴタ、少ない脳味噌で、計算したところ、
    これは、1時間当たり、6180円。

    まあ、これなら、京都市内のタクシーの平均。
    OKである。

    そこで、予約。本日午後1時に、
     松井本館に中村モンド・・ナカムラモンド
     カムラモンド カムモンド  カモン!


    【松井本館】


   ここは、京都市内のど真ん中にある老舗旅館。
   柳馬場、六角下がる・・・
   と言っても、京都を知らない方には、
   暗号みたいなモノ。

   京都駅正面(京都タワーのある北側)に、北に延びている
   大通りを、烏丸(からすま)通りという。

   (とりまるどおり)と呼ぶ人は、
   およそ、東京から来た観光の人である。

   鳥丸通りではない。烏丸通りである。一が一本少ないのだ。
   この烏丸通りは、京のビジネス街。
   左右には銀行、並びに各企業のヘッドオフィス、そして、
   京都御苑も、この烏丸通りに、
        その主要門(一条御門)がある。

   京の一条、二条・・・という条理は、
        この門から、数える。
   ここから、南に町が区画された。

   14世紀半ばの南北朝時代に、里内裏であった現在の地に
   794年に造営された大内裏は、
        1392年(南北朝合一後)
   現在の地を正式の大内裏と定めた。

   
   794年の大内裏の南端は、丸太町通り。
   現在の御苑の南端も、丸太町通り。
   つまり、御所は、東へ水平移動したということである。

   よって、条理は、概ね、
   平安京当時そのままの状態、と言ってよい。

   さて、御所が東に移動したことによって、
   以後、京の町は、東に、開けてゆく。

   その烏丸通りから、東、河原町通りが、
   現在の京の街の商業中心地となっている。 
  
   なかでも、四条通りが、
   町の中心を東西に貫く、目抜き通りである。
   
   姉三六角鮹錦・・・という言葉は、この京の町中を
   東西に走る通り名の頭文字である。
   それぞれ、北から姉小路、三条通り、六角通り、蛸薬師通り、
   錦通りとなる。

   そして、柳馬場通りというのは、烏丸通りと、
   河原町通りの中間を、それらと平行して、
   京都の中心街を南北に通る。その左右には
   今尚、紅殻格子の古式ゆかしい京町屋が点在する。

   柳馬場通りと六角通りの交差点の南・・・松井旅館は、
   京のほぼ中心に位置する。

   ゴタは、この旅館には、6年前に営業に行った。
   それまで、幾度か、問い合わせや、予約を頂いたが、
   今回が正式に、受注する第1回目となる。

   その意味では、めでたい日。

   迎えるお客様は、オーストラリアの5人のご家族。

   ゴタ、連絡を受けてから、
   すぐに、ジャンボタクシーを手配。

   直ちに、京都へ出発~。
 
  
   京都駅で、TIC・・・
   これは、京都では、(京なび)という・・・に立寄。
   英語のシティーマップを6部調達し、
   タクシーで、松井旅館本館に
   行きます。

   松井旅館は、3つあるので、タクシーに乗ると、必ず「本館」
   と、ドライバーさんに告げるほがよい。

   あとの二つは、というと、京都駅前に「ひとつ。
   そして、烏丸六角を東に入った北側、高倉六角に、
   「花かんざし」・・・ここも、松井旅館・・・がある。

   古いドライバーさんには、
   「花かんざし」 というより、松井旅館別館
   と言ったほが、通じる。
    
   
   ゴタは、6年前に、本館へ、
    そして、3年前に、花かんざしへ、
      それぞれパンフレットを持って
    営業に行っていました。


   当時の旅館のスタッフの説明では、本館では


       「当館のお客様は、主に、修学旅行の
    学生さんが主要となっていますので、
    あまり、期待にそえるかどうか、わからない。」

  との ことでしたが、

  近年、大改築で、指針も、広がったのかもしれません。
  いよいよ、ゴタの出番のときかも。



Ⅱにつづく
ゴタぴょん




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