Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


別れの印に


「ごめんね」
「うん、ごめんね」
二人で言ったごめんね
一体何を意味したんだろう
今はまだわからないけど


一緒に行ったね
夜の丘に星を見に
浜辺に夕陽を見に
電車に乗って北の街に
船に乗って小さな島に


だのに分かれた二人
あなたは
西に 私は南に
背を向けたまま 黙ったまま
何かに背中を押されるように


あなたの胸を
泣きながら叩いた
もう一度抱かれたかった
でももうかなわない


あなたも疲れたのね
もう解放してあげる
いつまでも愛しているのに
お別れだけど
真っ赤な夕日が沈むそこから









#日記広場:小説/詩




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