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西郷どん 感想文

西郷どん 第29回「三度目の結婚」
NHK 日曜夜8時~
▼電撃結婚
激動の時代に突入しておりますが、今回は小休止といった感じで、
吉之助が久々に帰郷し、次に旅立つまでの故郷での様子が描かれました。
その期間は恐らく1ヶ月もなかったと思います。
しかしこの僅かな期間に、ついに幼なじみの糸と3度目の結婚をするのです。
ドラマでは旅立ちまでに結婚に漕ぎ着けることができませんでしたが、
実際は有川矢九郎なる藩士が、妻の従姉妹ということでいきなり西郷家に糸を連れて来て、
そのまま結婚させてしまったというのですから、この頃の結婚観って今では理解できませんよね。
ちなみに有川矢九郎というのは吉之助や一蔵も乗った薩摩の蒸気船の艦長を務め、
明治時代には実業家として成功した人物だそうです。
そして糸の誕生年は、西暦1838年説と1843年説があり、早い方の1838年だとしても
吉之助との年齢差は10歳あり、とても幼い頃一緒に遊んだ幼なじみとは思えません。
まぁつまり幼少期の糸に関するエピソードは全部うーそさってことになりますねw
私のときめきを返して!
まぁ史実のように、いきなり家を訪ねてきた初対面の女性と結婚では、
現代人には受け入れられづらいということで、壮大な創作を行ったのでしょうな。
もし吉之助と同年代だとしたら、この時の吉之助がすでに37歳なので、この当時としては
子供を産むにはもう遅い年頃なので、子供を期待される後添えに選ばれることはないでしょう。
てか、今でも35歳以上は「高齢」出産ですからね!
子供欲しい人は早い方がいいよ!
あと、男性側も年齢とともに繁殖能力が低下するので、こちらも本当は早い方がいいです。
話がちょっとズレましたねw
糸はこの後、吉之助との間に3人の子供、しかも男の子ばかりを産みます。
こんなにポンポン産めたのだから、最初の結婚が子宝ができずに離縁されたってことは、
相手の方がダメだったのでしょうね。
糸も再婚というのは本当ですが、その理由まではよくわかっていないのではないかな。
糸は吉之助に一目惚れしたらしいですが、確か吉之助は金的が巨大化するという
難病に懸かっていましたよね…。
がんばったなぁ…w

▼倒幕に向けて
吉之助は一蔵に、倒幕の構想を語りますが、一蔵には否定されてしまいます。
そして諸藩を巻き込むには長州と手を組むといいと考えていたようですが、
果たしてこの頃の吉之助がそこまで考えていたかどうかは謎です。
ただ戦闘に及ばず終わった第一次長州征討の結果に、幕府は大いに不満を持っており、
第二次征討に向けて準備を始めたのに対し、吉之助は憤りを感じていたようです。
自分が講和をまとめ、恭順の意を示している長州に、更なる弾圧を加えるのはどうかという
思いもあったでしょうし、幕府が調子づいて参勤交代を復活させようとしていたことにも、
危機感を感じたのではないかと思います。
まぁ長州が本当に恭順の意を示していたかというと、この時点ではとしか言えないですがw
ちなみに幕府は参勤交代復活の他にも、長州の藩主親子と、前回ちらりと触れた五卿を
江戸に連れて来るよう、朝廷に対し要求したのですが、拒否されてしまいました。
嫌われてますね~w
幕府と薩摩の離反に呼応するように、長州に与する勢力が動き始めます。
薩摩と長州を結び付けようとしたのは、この長州に与する勢力の発案だと思います。
さすがに薩賊と呼ばれていた方が、同盟を立案するのは、無理があるような…。
まぁでも、できたらいいのにな、くらいは思ったかもしれませんね。

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2018/08/09 22:44
初めまして。
みっちりですみませんw
いつもこんな感じなのです。

慶喜に関しては、確かに初期の頃はもっと思慮深かったと思うのに、
今は幕府の象徴的存在として描かれているような気がします。
見慣れぬ側室はいるのに、新門辰五郎やその娘など、
有名な関連キャラがまったく出てこないのもうさんくさいですね。
何回か前のドラマにも出てきましたが、
一度幕府と雄藩による「参与会議」なるものが京都で開かれたのですが、
全然足並みが揃わず何も決めることができないうちに解散となってしまいました。
合議制は公武合体派である久光が提唱していたのですが、
いざ始めてみるとうまくいかず、久光は腹を立てて薩摩に帰ってしまったのです。
恐らく参与になった慶喜や藩主たちは、再び同じようなことをしても
同じ轍を踏むと思ったのではないでしょうか。
次の会議は明治維新秒読み段階に入った頃の四侯会議になるかと思います。
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2018/08/09 17:07
セゴドンに惹かれて来てみましたが、こんなにみっちり書いてあるとは・・・。
驚きです。
ところで、あの徳川慶喜の描写はちょっと、イメージと全く違うかな。
このまんま、あんな感じで、最後まで慶喜が描かれるとしたら、ちょっとがっかりかな。
慶喜は多趣味で、好奇心も強い人だったから、海外の事情もよく知ってて、もっと革新的
な人のような気がしてます。

幕府はつぶさないにしても、各藩との合議制にするとか・・・。
どうですかね?



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