チョット私なりに解説を。
- カテゴリ:ニュース
- 2018/07/28 08:44:05
台風12号が関東沖を通り、東海沖を抜け、紀伊半島か上陸し、先の西日本豪雨の被災地に向かうという、今までにナイ、日本列島を西進する異例の台風です。気象庁も注意喚起しています。お気を付け下さい!('ω')ノ
さて、26日に多摩市で発生した建築途中のオフィスビル火災です。まずは、ネット上で気になる記事を抜粋しました。
福島県の除染工事をめぐり元従業員2名が詐欺罪で刑事処分を受けたことにより、東北地方で営業停止処分の期間中
出火直後に現場で停電が発生していたとみられることも判明している。ケーブルなどの電源設備が火災で損傷した可能性①
床下に敷き詰められていたウレタンの断熱材に着火したとみられる。火花がウレタンに着火しないように、シートやベニヤ板を敷いていたが、床の隙間(すきま)から火花が入り込んだ可能性②
地下で配線作業をしていた男性(24)は「火事を伝える大声に気づいて階段を駆け上がったが、煙で何も見えない状態でどこから外に出たらいいか分からなかった」と声を震わせた。火が燃え始めるところを目撃した男性(23)は「はじけるような音がして、炎が見えたが、すぐに灰色の煙が一直線に上がった」と振り返った。
出火当時、地下3階で工事用作業台の鉄骨をガスバーナーで切断する③作業をしていた。
三井不動産などによると、建設していたのはオフィスビルの「多摩テクノロジービルディング」(仮称)。2016年10月に着工し、今年10月に完成予定で、工事は9割程度終わっていた④という。https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2018/0726/download/sonota/20180726.pdf
治療にあたった畝本恭子救命救急センター長は「3人のうち、1人は全身に重いやけどを負っていたほか、2人も体の表面のやけどはあまりなかったが、気道のやけどか一酸化炭素中毒と見られた。症状はいずれも重く、手の施しようがない状態でかなりひどい火災だったと感じられた」
出火直後に現場で停電が発生していたとみられることも判明している。ケーブルなどの電源設備が火災で損傷した可能性①
床下に敷き詰められていたウレタンの断熱材に着火したとみられる。火花がウレタンに着火しないように、シートやベニヤ板を敷いていたが、床の隙間(すきま)から火花が入り込んだ可能性②
地下で配線作業をしていた男性(24)は「火事を伝える大声に気づいて階段を駆け上がったが、煙で何も見えない状態でどこから外に出たらいいか分からなかった」と声を震わせた。火が燃え始めるところを目撃した男性(23)は「はじけるような音がして、炎が見えたが、すぐに灰色の煙が一直線に上がった」と振り返った。
出火当時、地下3階で工事用作業台の鉄骨をガスバーナーで切断する③作業をしていた。
三井不動産などによると、建設していたのはオフィスビルの「多摩テクノロジービルディング」(仮称)。2016年10月に着工し、今年10月に完成予定で、工事は9割程度終わっていた④という。https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2018/0726/download/sonota/20180726.pdf
治療にあたった畝本恭子救命救急センター長は「3人のうち、1人は全身に重いやけどを負っていたほか、2人も体の表面のやけどはあまりなかったが、気道のやけどか一酸化炭素中毒と見られた。症状はいずれも重く、手の施しようがない状態でかなりひどい火災だったと感じられた」
あと、民放テレビ・ニュースワイド番組からの情報を併せて、私なりの見解しますね。
9割工事完了の進捗状況(④の記事)と言いますが、エレベーターがまだピット状態(設置前の組立の為の足場が組まれた状態だったかと)との報道があり、まだ、工事用作業台の鉄骨が残っている。(③の記事)そして、切断火花が床の隙間からウレタンに引火したと。(②の記事)火災発生直後の停電。(①の記事)
以上を鑑みて、相当に工事が遅れていたと思われます。10月末引き渡し予定のオフィスビルの工事が9割終わったんであれば、大規模な工事も終わり、建物の外にある足場もなくなって、内装工事に取り掛かり、電気工事も、ほぼ終了。外溝【(がいこう)とは、建物の外にある構造物全体(植栽・駐車場・外灯・門扉他付随する関連建物等)を指す言葉】に取り掛かっている状態のハズ。
定例会【週一回、施主・設計会社・当該建設会社・下請け会社(一次、せいぜい二次位までかな?)を交えた会議】の会議工事の進捗状況の説明で、どんだけ安藤ハザマは嘘をついていたんだ?
あと、工程もめちゃくちゃな気がします。工事用作業台の鉄骨が残っていて、切断作業が残っているのに、燃えやすい(断熱)ウレタンが敷き詰められている。←仕上げ工事であります。(火気監視・防燃シート・ベニアで対処出来ません。瑕疵納品なりますからね)クレーンも撤去され、工事用搬入物はエレベーターを使ってなきゃ。停電になったと言う状況は、まだ仮設電源使用かと。天井からぶら下がった、むき出しの電線は簡単に焼き切れるからね?(本設電源は、基本使用出来ません。状況から、幹線(メインの電線)敷設中? 本設電源が使えるとしても、電力使用量が少ないモノに限り、ビリビリガード(漏電遮断器)を義務付けされるハズなのです。だから、ヘルメットにヘッドライトを付けた作業員がいたんです。仮設電源の照明は暗いんです。細かい作業はヘッドライト無しで作業出来ません。
安藤ハザマは、とんでもない事故を起こしてしまったんです。下手すると、準大手ゼネコンながらも、潰れてしまう程の…。5人も亡くなった事故のあやがついた建物を三井不動産は受け取ってくれるかしら…。賠償金も物凄そうだし、遺族補償・怪我人補償も。下請けに支払われなければイケナイ工事費。(三井不動産が受取拒否したら、工事代金は貰えない…。賠償金だけ残る…。)→ 政府は安藤ハザマに行政指導して、未払い工事費を出す様にして、下請け企業を潰さない!
ま、建築業界の暗部が露呈した感があります。鉄骨切断作業した人の会社ダケを生贄にしそう…。でも、責任は安藤ハザマにあるんですがね。
こういった建設途中に納めるモノを作る工事業に以前、従事してました。ホント良く見えます。事の顛末の続きを知りたいです。ニュースワイド番組で呼ばれた専門家が言いにくい事を私なり解説しました。(出勤前の慌ただしい中の投稿なんで、誤字脱字などなどあると思います。また、加筆・訂正するかも。)
お陰様で大分痛みが和らいできました!
腫れはまだ引かず爪も黒くなってしまいましたが^^;;
爪は生え変るまでまだまだ時間が掛かりそうです。
かをるさんも経験があるのですね~指って痛いですよね!
ネットで同じ様な方居るのかな~って調べたら殆ど乳幼児の例でした(^_^;)
もともとせっかちな私!これからは気を付けます^^
根本的な問題は、ソコではナク、一つは建築業界の慢性的な人手不足。一つは、その人手不足から来る鉄骨建て方等の躯体工事の遅れを設備工事・内装工事等で、工期の遅れを取り戻す!が日常です。なので、作業員をかき集める為、必然的に現場に入ってから日の浅い作業員が増えるのであります。
あと、現場で作業するにあたり、作業初日に、「新規入場者教育」と言う、現場の事・作業サイクル・決まり事の講義と氏名等・個人情報、免許等・経験年数などアンケート記入など、1時間弱程の時間が取られます。これは法律で決められています。(引火すると大惨事になる化学工場などは、丸一日。しかも、3ヵ月〜1年毎、更新講義があります。) 安全管理の厳しい建築会社は、「申し送り教育」と言った事前講習を義務づけているトコもあります。
で、あの様な建物の工事現場は、日々、作業通路・立入禁止場所が変わります。その連絡は、朝礼・職長(親方)から、伝えられます。作業員が聞いてなかったか?伝達ミスか?(そもそも、避難経路なんてナイ。)
私は、本文でも書いたように、工程ミスでは?それとも、根はまだまだ深い…。(。-_-。)
今日は 進入禁止で捕まりました 7000円の罰金ですって
この年になると アホな罰金だなと かわいそうになります
残念な 社会ですねm(_ _)m
ボーナスは出たけど 少ない~
自転車は 無理かな?
先日 メガネを買ったのですが 酔っ払って
その晩につぶしてしまった (@_@)
どうしようかな 思案中?
製造業全体に言える問題。
このままじゃ、日本のもの作りは崩壊してしまうんじゃないかと、
心配になりますね。。。。
大企業は従業員もいっぱい抱えてるし、やっぱ潰れないでしょうね♪
5年前まで、清水建設では、朝の挨拶は「オスッ!」を強要してました…。
まるで、軍隊かヤクザの様な、雰囲気…。当時は、清水建設の現場には、行きたくなかった…。 (。-_-。)
建設業界ってほんと、いい話は聞かないですね〜。うちの前の建築中のモデルルームもこの前、完成間近で全焼になってました。あれも火の勢いが凄すぎて消火が追いついてなかったので、ウレタンだろうな〜と思います。ケガ人は出なくて幸いだったんですけどね。
勉強になりますm(__)m
横浜の傾きマンションのディベロッパーも三井不動産レジデンシャルで、下請けのくい打ちの指示があったなかったで揉めていますね。くい打ちの会社に知り合いがいるので、「三井の仕事なんてやってられない」って声はよく聞いてました。はっきりいって「しわい」と。
日本の工事は納期が決まっていてそこから逆算なのに工期が短すぎていつも大急ぎでやらなければならない印象があります。今年の10月末引き渡しならほぼ東京オリンピックの工事と重なっていたはずで、作業員の賃料は高騰し、お金を抑えるために人数を絞ったか工期を縮めた可能性があります。
ヨーロッパでは納期に間に合わなくてもきちんと仕事をするのが普通です。完成する前に入居者が決まっていてなんてことはあんまりないです。ゼネコンにも学校の友人が行っているけれど途中で給金を抜くペーパーカンパニーが何社も入っていて「仕事を受ければ赤字」って話も聞きます。
安藤ハザマがどうなのかはわかりませんが、三井不動産→三井のペーパーカンパニー✖3→安藤ハザマ→下請け(仮定)だとしたら、手数料をペーパーを右から左に移しただけで稼いだことは批判されないでしょうか?
(。 ・o・)ほほーぅ・・成程・・。
こういうことは・・内情が良く分からないので・・お勉強になりました・・。
とても参考になります。
一つ疑問があります。
三井不動産が設定した納期が工事内容に対して適切だったかどうかです。
納期を短く設定すれば、その分人件費が節約でき、物件を他より安く
売り出すことができ、競争で優位に立てます。
納期から遅れても遅延損害金を下請けからもらえますから
痛くも痒くもありません。
何かがおかしいと感じます・・・