ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡打ち上げ進む
- カテゴリ:日記
- 2018/07/19 22:01:49
またなんです、宇宙ネタ。 のヤツフサです (*´ω`*)
そんな事は置いといて、1990年に打ち上げられ、何度も地球に衝突しそうな隕
石を発見したり、遠い銀河の観測したりしてたハッブル宇宙望遠鏡が、流石に無理
し過ぎて修理も出来ない事から、新型の宇宙望遠鏡ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠
鏡を2020年に打ち上げると言うのですが、ベリリウム製のセグメント18枚で
構成された反射能力を最大化するため極薄の純金でコーティングされている、口径
6.5メートルもの主鏡が出来たみたいなので、日記に書いておこうと思いました。
https://www.cnn.co.jp/style/design/35118600.html
なになに?
主鏡は一枚鏡ではなく、打ち上げ予定は2020年。88億ドル(約9430億円)規模のプロジェクトとなり、天文学者にこれまでにない宇宙の眺めをもたらす見通しだ。
太陽系の謎の解明に加え、他の恒星の周囲を観測したり、宇宙の構造や起源などを調査したりするのにも使われるという。
ハッブルは高度約340マイル(約547キロ)の地球軌道を周回しているが、ウェッブが投入されるのは100万マイル近く離れた「L2」と呼ばれる場所だ。「L2」はいわゆるラグランジュ点のひとつ。
ラグランジュ点では地球と太陽の重力が均衡するため、この場所に物体を投入すると2天体に対して相対的に固定した位置にとどまることが可能になる。従って、ウェッブはエンジンや推進力なしで宇宙空間を飛行でき、視界を遮られることもない。
ウェッブは可視光ではなく赤外線放射を通じて、より深い宇宙を観測することもできる。ハッブルや人間の目が見ているのは可視光だ。赤外線観測では、熱を放出して観測に干渉してしまう可能性を避けるため、鏡そのものは超低温にする必要がある。
「温かい物体は赤外線を放出することから、ウェッブの主鏡がハッブルと同じ温度だった場合、鏡そのものの赤外光の中で遠方の銀河のかすかな赤外線が見失われてしまう可能性がある」(ファインバーグ氏)
太陽熱からの保護のため、鏡は特製の耐熱物質で作られた約21メートルの遮光シールドに取り付けられる見通し。シールドは巨大なたこのような外見で、鏡を零下223度に保つ役割を果たす。
鏡の個々のセグメントは重さ20キロ、幅1.3メートル。全体ではハッブルの主鏡(約2.4メートル)をはるかに上回る大きさとなる。
鏡が巨大になればそれだけ性能も向上する。ファインバーグ氏は、「望遠鏡の感度は観測対象の光を収集する鏡部分のサイズに直接関連してくる。鏡部分が大きくなれば収集できる光の量も増す」と指摘する。
ただ、ロケットに搭載して宇宙に送るためには、主鏡を折りたたむ必要がある。主鏡が六角形のセグメントで構成されているのはこのためだ。
「六角形にすることで円形に近く、充てん率の高いセグメントが可能になる。個々のセグメントが隙間なく組み合わされる形だ。もしセグメントが円形だとすると、隙間が生じてしまう」
宇宙空間に到達した後は、こうした鏡の焦点を遠方の銀河に合わせることが課題になるという。望遠鏡を展開して冷却し、あらゆるセグメントを正しく配置するだけでも2カ月を要する見込みだ。
正しい位置に配置するため、個々に鏡には「アクチュエーター」と呼ばれる小さなモーターが6個搭載されている。これはウェッブの革新的な部品のひとつで、ナノメートル単位(ナノは10億分の1)での精密な動きを可能にする。
ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の名称は、1960年代にアポロ計画の導入を監督した元NASA長官にちなんだものだ。主鏡も含めすでに完成しており、現在はカリフォルニア州の海岸地帯で試験を行っている段階。打ち上げは何度か延期になっており、直近では今年に入り、2021年に延期するとの発表があった。
NASAによれば、個々の部品は完全に稼働可能な状態だが、全体の連携を確認するためさらなる試験が必要になるという。
ブルジョア過ぎた!Σ(・ω・ノ)ノ
すげーな!
JAXAの年間予算の6倍以上かよ!
流石こう言う所はアメリカ、規模が違い過ぎて何も言えない。
それだけ世界の文明に貢献しているのに報われない気もしなくないけどな。
凄い発見が期待できそう。 (*´ω`*)<使い方次第ですね
BGM:Faith of the Heart(歌:Russell Watson)
https://youtu.be/OmNz69PmgQE
↑
2001年製作スタートレック・エンタープライズOP
金だから (*´ω`*)
金の融点は1064度なので、理論上溶ける事はないです ヽ(゚ω゚=)
が・・・
理論だろうが何だろうが、鏡としてきちんと綺麗に歪みなく光を反射するとなると、かなり丈夫じゃないといけない事はたしかで、数百度の温度でどのくらいの圧力が掛かると鏡がゆがんだり割れたりするのかと言うのを厳しい耐久試験でテスト中です。
多分冷却装置とか付けてると思いますよ。
ちなみに金を使う理由は、ガラスの鏡では可視光線しか反射で食ないからです。
この宇宙望遠は反射望遠鏡と言う鏡を使った望遠鏡で、しかも目に見えない光もセンサーでとらえる為、紫外線やX線、ガンマー線、放射線なども反射して観測します。
現行で放射線を反射する鏡が一番きれいに薄くて反射できるのが金だから、金を使ってます。
普通に売られている安い反射望遠鏡は、普通にガラスの鏡を使いますよ (*´ω`*)
ちなみに放射能を遮断する能力は鉛よりも金の方が上ですが、金で放射能防御するのはコスパがかかりすぎるので普通はしません。 でも宇宙探査に使う探査機は、太陽から出る放射能からコンピュータを守る為に、ほとんど金でシールドしてます。
探査衛星はやぶさが金色なのは、本当に金で出来てるからだったりするのですw