Nicotto Town


まったり時間。


【お話】森に、夜の水族館。

水晶の道を通り抜けたら、夜の水族館が、森の中に開かれていた。

もらったステキコーデ♪:22

ふくろうが、招待状を届けに来た。

時刻は深夜。十三夜の月がひかるころ。

水晶の道を、ひとり、たどった。

足下にも、手元にも、青く、しらじらと青く、月光が宿っては消えてゆく。

石に反射するのは、誰かの思い出か。彼方の夢か。

世界を染める、しんとした光のなか、

現れた道をたどって、歩いてゆく。

夢をつぶやく石の眠りを、さまたげぬよう、気をつけながら……。

丘を越えた。

森を抜けると、そこには水族館。

青く清く、水をたたえる泉から、

湧き上がるしぶきが、笑い声のように舞い踊る。

水の生き物たちが、はしゃいでサーカスをしている。

陽気に出迎えてくれたのは、ペンギン。

ダンスを見せてくれたのは、イルカ。

幸いあれと、彼らに、感謝をささげ、

夜明けまで、ただ、ひととき。夢のわだかまるこの空間で、たゆたう。


***


マキさんにいただいた水族館で、コーデ。
現在、夜の十二時すぎ。お話はあとでつけます、おやすみなさい。


※6月14日、お話をつけました。





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