ゴタぴょんの日記 9月15日(月)Ⅲ
- カテゴリ:日記
- 2018/05/12 22:10:40
9月15日(月)Ⅲ
Ⅱからつづく
【受付】
ゴタ : 車えび・・・じゃなかった、椅子あります?
受付 : ごめんなさい。ないのです。
結局、ジェーンさんは、置いてけぼりになりました。
聖武天皇の奥さんの名前は、光明皇后。
光明皇后が、旦那の病気回復を願って
建てたお寺が、新薬師寺です。
いつ建てたか?今でしょ。ちゃうわい。
747年に建てられました。
747年・・・東ローマ帝国が君臨し、
フランク王国カロヴィング朝や、唐が
栄えた時代。
そういう昔に建てられたのに、なぜ、新○○であるのか?
新は、
「あたらしい」
ではなく、
「あらたか」
という意味なのです。(ユーキャン「奈良大和路」)
当時は、東大寺などと肩を並べる大きな寺でした。
ところで、新の名を冠さない
「薬師寺」のほうは、いつ建てられたか?
こちらは、697年、もともと、
藤原京に建てられた寺院です。
では、なぜ、ここ、奈良市内にあるの?
それは、このお寺が、空を飛んで、やってきた・・・
のではなく、
平城京遷都(710年)に伴い、
こちらに、移転したのであります。
ロケット
元明天皇 : 奈良に引っ越しするわ。
薬師寺 : 僕も行く~。
そういうわけで、薬師寺の東塔も、とうとうお引越し。
藤原京にあった七堂伽藍は、すべて、平城京に移築。
そう、東塔も、730年に奈良の地に再建されました。
で、こちら、新薬師寺のほうも、
七堂伽藍を擁するりっぱなお寺となりました。
四町四方というから、
甲子園球場4個分の広さはあったかと思う。
「萩の寺」とよばれ、とくに、初秋、
萩が咲きみだれる華麗なお寺です。
クローバー
「萩を英語で言えなかった
三流のガイドさんが、いるらしいが、
どこの誰ですか?」
「すんません。bush clover を
たった2日前に、さくら先輩から
聞いていたのに。」
「もっと、勉強しいや。」
「はい。」
本堂は国宝。本堂内は、
同じく国宝の薬師如来座像(平安初期の一木造り)と、
塑像の等身大、十二神将立像(11体が国宝)。
十二神将は、これが、最古のものになります。
薬師さまは、2メートルの大きな像。
中から、法華経八巻(国宝)が
発見された。
十二神将に囲まれた薬師さんの周りを
ぐるりと、一周。
古来、インドでは、
3周して、挨拶する習慣があったようであるが・・
ロバートさん、絵はがきを買います。
ただ、一番お気に入りの写真は、
バラ売りがなく、
1400円の14枚セットを買わなくてはなりません。
(おい、商売、うまいやないか!)
セットをお買い上げ。
本堂を出て、ビデオ上映館に移動。
「奥様が待っちょっとよ。ビデオは見られいで。」
ビデオは、パスして、庭を通って、山門に戻ります。
Ⅳにつづく
ゴタぴょん