古代のメディア
- カテゴリ:ニュース
- 2018/05/06 17:56:04
今はニュースというと、ネットに流れる記事や、
テレビ・ラジオのニュース、
そして新聞や雑誌で伝えられるものだと思います。
昔はテレビやラジオ、新聞に掲載されるニュースに嘘はないと思われていました。
でも、今はそうではないという事を、ほとんどの人が知っているでしょう。
それでは、古代のメディアはどうでしょう。
いったいどんなメディアだったのか!
一応、ヨーロッパに絞りますね。
基本的には、吟遊詩人がニュースを広めていました。
吟遊詩人というのは、ハープなどを弾いて歌を歌う人というイメージがあるかもしれません。
けれど、実際は、彼が旅してきたところのニュースを、
楽器をかき鳴らしながら伝えるという役目もあったわけで、
これが大変重宝されたのです。
何しろそれ以外には旅人とか行商人の漠然とした噂話があるだけでした。
まあ音楽つき、というのは大きかったんだと思います!
吟遊詩人は、浮浪者として捕らえられる事はないとか、
色々な特権がありました。
それは、他にメディアらしきものがないという理由と……
もうひとつ!
吟遊詩人を冷遇するとどうなるのか?
そうです、悪評(あることないこと)を広められてしまうんです!
これはたまりませんよね。
だから厚遇される、という事になるわけ。
しかし、一定の居住地を持たない人というのはどこでも胡散臭く見られます。
音楽を奏でて人を魅了するという特徴もある。
なので、吟遊詩人は悪魔だ、という風雪もあったんですよ。
いつの時代の芸術家には破天荒な人がいたりするものですが、
昔もそういう人はいまして、
自分から悪魔のなんたらとか、不穏な芸名を名乗る人までいました。
悪魔に魂を売って、大変素晴らしい演奏技術をもらった楽師という話も、
ヨーロッパには途切れず伝わっています。
最も最近のものとして有名なのはパガニーニでしょう。
それゆえ、吟遊詩人は一方で差別される存在でもあったそうです。
たとえば、吟遊詩人に対して罪を犯した貴族がいたとする。
普通の人相手なら斬首されるような罪だったとします。
ところが吟遊詩人は、この貴族の「影の」首を斬首する、という権利しかなかったのです。
おぉ。音楽学校は色々と楽しいですが、大変な事もたくさんですからね。
私は高校は音楽高校・短大ですが、大学はやはり経済的な事情で記念受験だけした口です。
なのでわかります~。
今も続けられている、というのはいいですね!
クラシック音楽は大好きですよ(*^▽^*)
音大に入りたかったのですが経済的に無理で諦めたので趣味でピアノを続けてます♬
「悪魔のトリル」も間違いなくその系統ですね~!
懐かしいなあ。しばらく聞いていません。
エリーナさんはお名前に♬が4つついてますけど、音楽お好きですか~?
夢の中で聴いたメロディを作曲したそうですね♬
ありがとうございます~!