Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ブラックペアン 感想文

ブラックペアン 第2話
TBS 日曜夜9時~
▼スナイプ再び
今回もまた、スナイプを使った手術の話でした。
前回、術後に患者の容態が悪化し再手術が必要となったことで、スナイプとそれを持ち込んだ
高階の院内での評判は地に墜ち、「出入りの業者」とまで呼ばれる始末。
そんな針のムシロ状態の中、高階は佐伯の手術を待つ患者の手術をスナイプでしようと言い出します。
前の手術で患者の容態が悪化したのは別の場所の動脈瘤のせいであり、
スナイプによる手術自体は成功したので、死の危険性が高いのに順番を長い間待つくらいなら、
スナイプで手術をさせてくれというのが彼の主張です。
この四面楚歌状態でこれだけの発言ができる彼は、メンタルがかなり強いですよねw
そしたら佐伯は、高階が執刀も立会いもしないという条件なら許すと言うのです。
確かに佐伯の主張も分かりますが、何だか患者を被験者にしているようで、感じ悪いですよね。
まだスナイプによる手術は治験扱いなので、そういう場合は万全を期すべきじゃないですか?
私が患者なら高階を最低でも立ち合わせますね。
しかし高階はスナイプが使えるならと、その条件を飲んでしまいます。
渡海は、手術の成功の可否で、1千万を賭けて勝負しようと、高階に持ちかけます。
1千万はそれぞれの退職金から払う、つまり負けた方は退職ってことです。
こんな時に何を考えてるんでしょうねw
さすがダークヒーローですわ。

▼揺れる気持ち
一方世良は、度重なる手術の立会いで、手術への恐怖を抱いていました。
研修先を変更できることを知って、その用紙をもらって記入を始めます。
そんな時、スナイプの2件目の手術で、担当医だからという理由で第2助手に選ばれてしまいます。
研修医による手術はレアケースのようですが、世良は一度佐伯が冗談で執刀医に指名しており、
その意思を汲んだ黒崎助教授が、世良を選んだのです。
世良の揺れる気持ちを知った高階は、世良を励まします。
高階って、この病院内では一番まともな医師かもしれないですよねw
スナイプを普及させようとしているのも、なるべく多くの患者を助けたいという
真摯な気持ちからのようですし。
そして高階は、世良が研修医をやめるかどうか、渡海に1千万で賭けを持ちかけます。
どうやら高階は、世良に何か可能性を見出したようですね。
金好きの渡海はその賭けに乗り、早速世良に医師への道をあきらめさせようと、酷い言葉をかけますw
本当に悪魔だよこの医者はw

▼やけに腕の立つ医者がオペ室で囁く
手術当日、執刀医の関川はあまりの緊張で、人工弁を置換する前に、スナイプを利き手の左手に
持ち替えたため、微妙にスナイプの角度が変わり、心臓の中に人工弁が落ちてしまいます。
高階の立会いで何回も練習していたのに、事前に利き手の件が分からなかったのでしょうか?
というか、左利きの医師を執刀医に指名したのは、何らかの意図があってのことなんでしょうかね。
確か指名したのは佐伯ではなく黒崎だったと思いますが。
佐伯は高階にオペ室に行くなと釘を刺しますが、世良の切実な訴えにより、高階はオペ室に向かいます。
やっぱり基本いい人なんですよね、高階は。
高階はマニュアル通りにスナイプを引き抜き、人工弁を取り出そうとしますが、
人工弁が心筋に刺さり、大量出血してしまいます。
高階の腕では出血を抑えるのがやっとで、患者の命は危機にさらされます。
そこで佐伯はやっと重い腰を上げ、オペ室に向かおうとするのですが、
佐伯の後ろで見ていたはずの渡海が、すでにオペ室に到着してました。
渡海は恐るべき技術であっという間に人工弁を取り出し、その後佐伯式を行い成功。
ここで何故か渡海は、最後の縫合を世良に任せたのです。
世良は緊張しながら、ゆっくりと丁寧に縫い上げました。
高階はこれで、病院を出て行かざるを得なくなりましたが、
世良が研修医を続ける決心をしたため、1千万の賭けはチャラw
どう考えても世良の決意は、最後の縫合がうまくいったからだと思うのですが、
何故渡海は賭けに勝てなくなるかもしれないのに、世良に縫合を任せたのでしょうね。
彼にもいい医師を育てたいという気持ちが少しはあるのでしょうか?




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