Nicotto Town



神田は闊歩し茶水は渉猟すべきである。


ワカ分からんタイトルですね。近くて異なる神田とお茶の水。
結局一日かけて双方の街をブラつくことになるんですけど、
この二つの土地の楽しみ方は、私の場合、異なってるのです。

まず「神田に行こう」と思うのは、気分が『粋』に支配された時かな?
探している本に出会うことより、知らない書物との邂逅を期待してるのですな。
へー、ほー、うはー、と口を開けて店を回るうちに半日が費やされる。

神田に行く、という場合、服装にもこだわりを持たねばならんのではないか。
日本蕎麦屋に入って酒ともりを頼むかもしれん。ジーンズでは似合わないよな。
ジャケットにカジュアル系スラックス、革のスリッポンに鞄というのがヨイ。

洋食でもいいんですが、学生街みたいなメシ屋より、落ち着くほうがイイなー。
いえいえ、べつに『さぼうる』でもいいんですけどね、タバコ吸えるし。
ゆったり時を過ごし、また闊歩し小休止というのが似合うと思う。

一方、お茶の水はといいますと、これは血眼で歩くべき土地なのです。
グラサンに革ジャン、穴あきジーンズにブーツ。楽器ケース以外持たない。
レコードにCD、楽器やパーツを求め片っ端から絨毯爆撃を行う。

疲れて休むのも燃料補給、そんなときは学生的メシ屋が望ましい。
カロリーでもジローでも、さっと入ってガバガバ食ってすぐ出る。
元気なころは秋葉原まで歩いたものでした。戦闘的気分なのです。

……こりゃ私だけの話です。神田で血眼になっても駿河台散歩してもよい。
でも隣接する土地なのに気分が違うんです。駿河台下交差点が分岐点。
メシ屋や茶店の雰囲気にもそれを感じるんですよ。だから二倍楽しめる一帯。

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