動物園
- カテゴリ：小説/詩
- 2018/03/19 23:45:00
その子はキリン模様のパンツをはいていた
そしてホームで元気よくはしゃいでいた
電車のドアが開くと
お父さんに抱かれて車内へと入って行った
茶色のキリン模様の両足がバタバタとゆれる
そのうちお父さんより背が高くなるのかな
なにせキリンだからね
そう思うと可笑しくなった
行先はきっと七つ先の駅にある
そう動物園だろう
彼の眼には
これから何が映るのかな
強いトラ
優しい象さん
空を飛ぶイヌワシ
走るダチョウ
クマにシカに
オランウータン
いいや
やっぱりキリンだろう
キリン柄のパンツをはいて
草原をキリンといっしょに走り回るんだ
伸ばした長い首に抱きついて
空高くから遠くを眺めるんだ
下の方ではお父さんが
手を振っている
春の日差しに映る影までが
優しさに楽しさに満ちあふれているぞ
キリンさんとお話をしたかい
お友達になったかい
キリン柄のパンツは伊達じゃない
それは魔法のパンツなんだからね
ちょっと目立ったキリン柄のパンツの子
動物園はどうだったのでしょう
見ていると
自分の小さい頃を思い出しました
そうだ！
パンダを見に行こうかな・・・
動物園
大人になって行くとそれなりに楽しいですね
水族館も楽しい場所
生き物を観察するのがいいのかな？
キリン柄の子・・・はしゃいでいたので
きっと動物園を飛び回っていたかと思います
で帰りは疲れて
お父さんにおんぶしたまま寝てしまう？のかな＾＾
日中はお目当ての動物さん、みんな寝てることが多いけど、
キリン柄のパンツの子、沢山みれたかな？
数年前、なんとなく行きましたが、
大人になってからの動物園も結構新鮮で楽しいものです。
動物園の癒しの効果は
如何でしたでしょうか
一歩離れて動物たちを見る
大人ってそんな感じなのかも
サンタさんが存在していると思っている頃
小さい時の動物園って今より夢があったのかも＾＾
奈柚様
そうなんです
足がキリンなんです
「これから動物園へ行くんだぞ！」って
はしゃいている
案外動物たちとお話が出来るのかも＾＾
ジャパリパークの一員としてね・・・
動物好きな子なのかな？
微笑ましい風景です
風を切って走る そこはサバンナ！
って想像してたら
ジャパリパークを思い出してしまうヲタです(^_^ゞ
ようやく寒さもゆるび、暖かい風と膨らんだ桜の蕾に今年も春の訪れを感じます。
一年に一瞬だけのこの素敵な季節にお父さんの腕に抱かれて動物園へ、キリン柄のパンツの子にはきっと良い思い出になったでしょう。
忙しい父母の代わりに亡き祖母が連れて行ってくれたいつかの動物園を思い出します。
成人してから見る動物たちと、親の腕の中から見る動物たちはまるで違う生き物なのではないか、なんて思います。
あのワクワクの正体はなんだったのでしょう。
この休みにコアラを見に行ったのですが、生存個体数や取引相場、希少価値やコアラのために存在する労働基準法、入手経路にそれに関する国交の事情。車の中でそんなものをアイフォンで調べていたら友人に飽きられました。