んん~記憶力と見た目(外観)後編
- カテゴリ:自作小説
- 2018/03/18 23:44:52
月日は流れ、卒業が間近に迫ってきたあの入学生徒たち・・・この時期ともなると、すでに優等生として選ばれる一名の生徒候補者も確実に決定となっているにはいるのですが、この学校での一番気になる卒業後の進路が、こともあろうことに、全く教育理念を無視して世界と言うものは変わっていくものだな。と痛感されてしまった卒業を迎える生徒達、そして教員たち・・・教職員総出で学長、ならびにPTA?をお呼びしての会議が開かれたのであった。
先生?:こんばんは。本日PTAのみなさまにお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。このたびの本校より輝かしい成績を収め、新たな進路方向に曇りが現れてきている現在、〇さんのご希望により、当校一丸となりまして、全面バックアップ体制での対応を迫られました。今後のこの学校の存続、これから卒業されようとしてくる後輩生徒たちの不安を取り除くためにも、今回ご卒業されていく生徒のご両親の皆様方に、ご理解をいただきたく本日緊急会議を開く運びとなりました。こちらであらゆる対策案を考えた結果、粘りに粘って納豆の如く強くアプローチかけてじりじり突っつき、「納豆の如くじりじり合戦」と、題しまして、担任教員を筆頭に、私たち教職員が第一陣で某〇〇へ押しかけ、物言いの、その後すぐさま引き続き8クラス全生徒、ならびにそのご両親方の突撃、これを「8ビート戦術」と題しまして、その時に「馬鹿やろう!」とまず一声を、週間文集には掲載されません。そこは学長が防ぎます。相手が「あんな学校からは、二度と受け入れたら駄目だぞ!」とならないように、完全たる締めの攻略。それには相手を脅かさなければなりませんので、ちょくちょくこちらから重度なる出陣行為を繰り返し、誓約書にサインをさせます。
PTAの誰か?:そんなことをして大丈夫なのですか?
先生?:大丈夫です!あちらはいつまでもこんなことやっていられる状況ではありませんから・・・諦めが肝心となるでしょう。
PTAの誰か2号?:本当ですか?
先生?:うちからある諜報員を使用しての綿密な調査の結果、98%なのですが、大丈夫だと思案されました。
PTAの誰か3号?:ええ?いつの間に!さすがですねー・・・信用してもかまいませんね?
先生?:はい、信用してください。
PTAの誰か4号?:うわすごい!なんか007のように見えてきたは。家の旦那より先生の方が素敵ですは。先生はまだ独身でらっしゃいますか?
先生?:え?はぁ独身ですwww
PTAの誰か4号?:ぐふふふ、そうですの・・・あら?なんか涎が出てきました。
はい、本日の二度目wwwこれで終了なのです・・・