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シン・ドラマ汁


相棒 seaon16 感想文

相棒 seaon16 第17話「騙し討ち」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼大杉漣急逝
今回の相棒は結構面白かったのですが、直後の報ステの冒頭でこのニュースが流れ、
一挙にテンションが下がってしまいました…。
相棒にも大杉はレギュラーで時折出演していたので、今後大杉の役がどうなるかも気になるところですが、
やはり一番ダメージがデカく、これからどうなるのかが気になるのはバイプレイヤーズの方なので、
ここでは冥福を祈るのみとして、これ以上のことは後続に任せることにします。
いきなりのことで一番信じられないのはご本人かもしれませんが、どうか安らかにお眠りください。

▼以下ネタバレご注意!
今回は、大手IT企業の営業マンが、自宅で殴り殺されるという事件でした。
ノートパソコンが盗まれており、居直り強盗かと思いきや、青木にたきつけられ捜査を開始した杉下たちは、
何故か捜査二課の梶刑事がこの事件のことを調べていることを知ります。
どうやら被害者は教科書のデジタル化について省庁(確か文科省?)の役人との贈収賄が疑われており、
梶がマークしていた模様。
容疑者は3人。
1人目は被害者の婚約者で、被害者から婚約を破棄すると言われ揉めていました。
事件当日も、被害者の自宅付近で揉めているところを近隣住民に目撃されています。
2人目は被害者と同じマンションに住んでいる瀧川という窃盗で前科がある男性。
被害者宅のドアにはピッキングの痕跡があり、瀧川はピッキングの名人で、
3ヶ月前に被害者が住むマンションと階まで指定して引っ越してきたそうです。怪しさ満点。
3人目は被害者の上司で、贈収賄に深く関わっていた男性。
まぁ例によって3人目が犯人で、動機も上司が贈賄した金をキックバックしてもらっていたことを知り、
被害者が内部告発すると言い出したため、カッとなって殺したという、一見単純な事件でした。
しかしこの事件にはまだ裏があったのです。

▼キャラのブレ
怪しさ満点の瀧川は、被害者の部屋を盗聴していたことまで分かりました。
また殺したのは別人でしたが、ノートパソコンを盗んだのは瀧川。
そのPCには贈収賄の証拠や告発文が入っており、瀧川がゲロった隠し場所から回収した後、
被害者の嗜好を頼りに何とかパスワードを捻り出し、中を見ることができ、
梶刑事は見事贈収賄事件の関係者を逮捕することができたのですが…。
ここで1つ、パスワードって普通入力してもアスタリスクになって、全部は見えませんよねw
まぁこれは相棒に限ったことではないですし、分かりやすくするため全部表示させてるんでしょうけどね。
杉下たちは、瀧川が何故被害者と同じマンションに越してまで、盗聴したり部屋に侵入したりしていたのか、
それが気になって、梶の関係した過去の事件を調べてみたところ、瀧川が梶の協力者であることが判明しました。
しかも瀧川が協力者になろうと思い至った事件も、梶が仕組んだものだったのです。これはひどい!
しかし瀧川は、学歴もない前科者の自分が大きな事件の解決に役立つことに
歓びを感じていたので、もうそんなことはどうでもいいと言うのです。
そこで杉下は激昂してお説教するのですが、いつもこういうシーンを見て思うのは、
あなたも事件解決のために、住居侵入とか証拠捏造とか軽微な罪を犯すことあるじゃん、てことなんですよねw
違法スレスレくらいならいいのですが、証拠捏造となるともう、ちょっと軽微とも言いがたいですし…。
こういう杉下のキャラのブレって恐らく、脚本が持ち回りの弊害なんだと思います。
大きな問題を解決するためなら多少の犠牲は仕方ない、というのと、
大きな事件を解決するためなら軽微な犯罪を犯しても構わない、というのは、
同じような気がするのですけどねぇ。

アバター
2018/02/23 22:09
相棒の脚本が持ち回りなのはもう最初からずっとですが
初回や最終回などの要所要所はメインライターの輿水泰弘氏が手がけています。
最近は昔相棒でよく書いていたベテランのライターさんたちが
こぞって科捜研の女の方に行ってしまったので、
相棒の脚本は年若いライターさんが書くことも多くなりました。
ここだから書きますけど、正直大杉漣氏は存在感はありますけど
演技そのものはさほど上手というわけではなかった(もちろん下手ではないですよ)
と思っています。しかし役者は存在感があってナンボのところがあるので
そういう意味では大杉氏は味のある実にいい役者さんだったと思いますね。
アバター
2018/02/22 23:24
たま~になんかキャラの違和感あるなぁ~と感じてたのは
脚本が持ち回りだったという、miumiuさんのブログで知って納得です・・
演じてても違和感ないんでしょうかね?^^;

大杉さんの訃報にはびっくりで・・
相棒では変わり身の早いクセのあるこの役柄はあまり好きではなかったけれど
そういう役であることをしっかり視聴者に植えつけられるいい俳優だったのだなぁと
(言いたい事わかります?^^;)思いました・・



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