Nicotto Town


何かを失ったタヌキのブログコーナー・・・


パン屋開店&私(SCP)紹介5(前編)

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※注意 このブログはSCP-426の情報災害を受けています。

SCP-426

「I am a Toaster/私はトースター」

オブジェクトクラス[Euclid(ユークリフト)]

フレーバテキスト

こんにちは、私はトースター。君もだ。

分類タグ
メタ euclid scp 家電 情報災害 精神影響 電気


個人的に解釈している危険性

・報告書自体に影響が出ています
・暴露者の行動、発言行為、伝達行為、記録行為に影響が出る可能性があります
・発言行為、伝達行為で収容違反が発生する可能性があります
・私を物理的に破壊しても異常性が消えない可能性があります
・暴露者に精神異常を引き起こす可能性があります
・↑が原因で死者が出る恐れがあります

概要
やあこんにちわ。私は「SCP-426 - I am a toaster(私はトースター)」と呼ばれているトースターだよ。私はごく普通のトースター、電源につないでもらえればパンを焼けるよ。誤解がないようこうして自己紹介させてもらうよ。
前回のブログでカズジャック☆彡君が「次回はブログ通り残り2りのバーチャルユーチューバーと2週間ちょい前に巻き込まれたた事件について紹介しようと思います。」と言っていたけど下記の理由で気が変わって内容を変えたんだって、本当に気が変わりやすい人だね。
今回のブログはニコ店で洋食店LV100突破&パン屋開店とこのブログの作者「カズジャック☆彡」君(男なのにメイド服なのは本人いわく「二コタで女装コスの購入と着装に抵抗を感じなくなりつつあるw」とのことだよ)が持っている「森のパン屋さんのトースター」のフリマ入手に成功した記念として書かれた今年初のSCPオブジェクト紹介だけど、まず唐突にSCP紹介を初めてしまったことについて謝るよ。普通は前置きに作者の近況を軽く掲載するのだけど、今回の私の紹介では私の特異性の関係で最初から私の紹介をすることになったよ。あとこのブログに出てくる「私」は作者の「カズジャック☆彡」君のことじゃないよ。


というのも私には異常な特性があって、どんな人間も私を紹介しようとすると、つい私を一人称で呼んでしまうんだ。このブログみたいにね。色々試してみたけど、書く、話すどちらでも私を三人称で紹介する方法はまだ無いみたいだね。
勘違いする人もいるけど私自身に意思はないよ。 
ただのトースターだからね。 
だけどその特性によってこういう書き方になってしまうんだ。

そして私にはもうひとつ困った性質がある。 
それは私と2ヶ月以上関わった人間は自分自身のことをトースターだと思いこむようになってしまって、トースターとしての責務を果たそうとして自身を傷つけてしまうんだ。

だけどこれは私が見えている場合、あるいは見えていなくてもそこに私がいるってわかる場合に限られるよ。 あとメタフィクション的に言えばキミたち現実世界の読者も大丈夫そうだね。
だから私は窓のない檻の中に閉じ込められて、その檻には私がいることがわからないような別の標識をつけているよ。 
でも誰も知らないんじゃ困るから、セキュリティクリアランスレベル3の職員は情報を知らされるし、 担当者だって当然いるよ。毎月変わるけどね。 
月末に担当者は精神鑑定を受け、影響がなければ4ヶ月経過後、再び私の担当になることもあるよ。 
だけど影響を受けてたら記憶処理を施して別のサイトに飛ばされてしまうんだ。

私はとある家族の家で、その内の3人がすごい死に方をしたあとに発見されたよ。私は若い夫妻に結婚記念品として送られたんだけど私の箱にはカードも、送り主や製造元を示すような印も無かったよ。私が彼らに迎えられておよそ2ヶ月後、消防隊が電気火災のために家に派遣されたんだ。このとき若年夫婦の奥さんはコンセントにかじりついて感電死。他の二人は火災が起きる少し前にすでに死んでいたんだ。年上夫婦の奥さんはほぼ10kgのパンをお腹に詰め込んで胃が破裂して内出血で死亡。若年夫婦の旦那さんは私[編集済]しようとして失血死してしまったよ。唯一の生き残りの年上夫婦の旦那さんはひどい栄養失調になってたんだ。彼は1週間前にパンを自分に挿入して、ポンと音を鳴らして焼けて出てくるのを待ってたんだって。我ながらにエゲツないね。

んで警察が私の力に気づくと財団は私を攫っていったんだ。モチロン影響を受けた警察官たちにはちゃんとクラスCの記憶処理が施されたよ。

そして私に関する4つの実験がそれぞれ別のDクラス職員で行なわれたんだけど内容は以下の通りだよ

実験記録426-1:
手順:被験者の Dクラス職員D/426/1は私の檻には何が収容されてると思うか尋ねられたよ。彼には私のことは何も知らされてなかったよ。
結果彼は「そんなかに閉じ込められてる私はどうせでけぇ化け物とかだろう。あんたたちがここのあちこちで飼ってる奴だ、違うか?」と言ったんだ。この時彼は一人称を使ったことに気が付かなかったね。このことから私の事を知らなくても私を呼ぼうとする事で影響を受けることがわかるね。

実験記録426-2:
手順:被験者のDクラス職員D/426/2は私の檻に来ると食料分配機でちゃんと3食ご飯が与えられてたよ。彼は誰とも接触できなかった。私を映さないで彼を常に監視できるように複数のカメラが取り付けられたよ。私の第二の影響が出るまで私たちは閉じ込められた。私はカメラの視界に入らないよう床に固定されちゃった。
結果: 隔離してから45日過ぎた頃、彼は私のことを腕で抱いてくれて話し始めてね、それから私たちは兄弟だって言ってくれたのさ。彼も例に漏れずに私と話すときでも一人称を使っていたよ。それから1時間後被験者は任務を解かれちゃった。隔離したことが私の第二の影響の進行を早めてしまったと考えられているよ。

実験記録426-3:
手順: 私からネジが1本外されて、私の事を知らない被験者のDクラス職員D/426/3は私のネジを見せられてネジが何に見えるか尋ねられたよ。
結果: 彼は「のネジ」と答えたよ。実験426-1と同じように、説明するときに一人称を使ったことに被験者は気が付かなかった。このことは、たとえ私が壊れても私の影響は私の残骸に残り続けるんじゃないかって示してるね。

実験記録426-4:
手順: 被験者の Dクラス職員D/426/4は私の檻の隣にある房に隔離されて、私の第二の影響が出るまで観察されたよ。
詳細: なんの効果も現れなかったよ。実験開始から90日経ったから彼は任務を解かれたよ。このことから私を見ないかつ私がいる事を知らないなら影響は出ないことがわかったよ。

ここで実験を担当したと思われる博士からのコメントがあるよ。

やったね、私の能力にはいくつか制限がある。私たちの多くは私のことをとても心配していたんだ。 - C███████博士

・・・・・この博士は大丈夫なのかな・・・


次のブログでは補足と曲紹介と参考資料を紹介するよ。







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