恋愛は死に打ち勝てるのか
- カテゴリ:恋愛
- 2018/02/19 09:28:02
恋愛と死。
どちらも凄いパワーワードです。
まあ、死というものは、人間には必ず訪れるものなのですが、
それを前提にしまして……。
恋愛は死に打ち勝つ事はできるのか!
世界各地の神話には、死せる恋人を返してもらうために、
冥府へ下りて行く(そして相応の犠牲を払う)という物語がたくさんあります。
最も有名なのは、エウリデイーケを求めて黄泉へ下ったオルフェウスの神話でしょうか。
その物語では、恋人を冥府から連れ出す許しを得たにもかかわらず、振り返るなというタブーを破ったために、成功しなかった、とあるわけです。
一方、イザナミイザナギの神話ですと、同じく黄泉へ下ったところまではいいものの、見るなというタブーを破ったために、もんの凄い夫婦喧嘩になってしまう。勿論連れ帰る事はできなかった。
イシュタルもまた、冥府に下る有名な神話がありますが、こちらは恋人を取り返すよりもむしろ、そのためにイシュタルがはらう犠牲(シリアスな神話なんですがこの部分は実はストリップ)に重点が置かれていました。
うん~。
やはり、必然である死に勝つ事はできないんでしょうか!
ところが、そうでもないんです。
スペインの民話や説話では、色々な理由で死んでしまった恋人同士が、幽霊となって再会する話が幾つかあるようです。
これは、ある意味死にも打ち勝ったと言えるのではないでしょうか。
民族による死生観もあるとは思いますが、
死に打ち勝つにはやはり凄まじいエネルギーが必要なんだろうな、と思います。
とすると、スペイン人の情熱というのは、まさに凄まじいものなのですね~。
あるかもしれないですねえ。
死んだ人を甦らせようとする、というのは今昔物語集にある、安倍晴明を思い出します。
素敵コメントありがとうございます。
生まれ変わりながらその都度巡り会って、昇華していけたらとっても素敵ですね~。
ただ生まれ変わるたびにめぐりあうだけなら、切ないものがありますし。
思えば、一緒に死ねれば本望ですが、それはなかなかかなわないわけで、
どちらか片方が後に残されるのが普通です。
この痛みには、男の方が弱いと言われています。
亡き妻への思いを綴った作家もひとりふたりではありませんね。
真実の愛がこの世にあるとするならば たとえ体は消え去っても
魂は残り 愛しい人に又会うために 何度でも生まれ変わる・・
そしてお互いの愛が十分に昇華された時点で その生まれ変わりは無くなるのだと
悠久の流れの中で繰り返される壮大なドラマの根底には 常に愛があると思います
現世で別れても 又 出会う日までの束の間のインタバル・・愛は何よりも強し!だと思います
内容にそぐわぬコメントになってしまってすみません<(_ _)>