何時か白馬に乗った王子様が・・・
- カテゴリ：恋愛
- 2018/02/16 16:27:48
何時か白馬に乗った王子様が・・・等と小さい頃夢を見ただろうか？
自分にそんな時が在ったかどうかは解らない。
とあるお金持ちの知人の男が自分に寄って来るのは御金目当ての女しか来ないと
言って俯いた。
誰もがそう見えて嫌になると贅沢な悩みを私に打ち明けた。
私は既に恋愛の対象で無く
私は寧ろ其の家に入ったら姑、小姑と其の親戚、
そして彼の家を支えている多くの古くからの従業員との確執を考えると
其れよりも身の丈に合った生活を望むので拒否の意思を最初に出していた。
金との引き換えに失う物の大きさと重圧を背負う覚悟がいる事は目に見えていた。
私は其の覚悟が出来ている人と貴方の家の益になりそうな家系と
体の丈夫な人を最低条件に置いて
其の中で自分の気に行った人を選べばと現実的な意見を言った。
大切にすべき事は先祖が守って増やして来た財産と地位を失わないで
反映させる事は最低条件にしたらと言った。
自分を金として見ていると思うのなら
其の金を背負っている自覚を持って其れを背負って増やしていく自分の使命に
ふさわしい人は余程の重圧と其の認識と覚悟とそして駅になる後ろ盾も
背負って益を齎す人を其の家の人脈を使って探して貰って
其の中から気に行った人を選べばよいだろう。
どこぞの馬の骨で良いと言う安易な感情だけで動くようでは
先祖が築いて来た其の女がウンコに群がる蠅の様にたかって来る現状に
負けてしまうよと言ったが、
彼は其の女が群がってくる金の重圧を認識できただろうか？
成金なら兎も角、何代も続いて築き上げてきた家とは
そんな甘っちょろい恋愛感情で結婚など出来ないであろう。
とても白馬に乗った王子様とは思えない風体だったが
一国の王子と結婚生活とは辛い生活だろうと思う。
あの風体の彼に金だけが目的に群がる女達の気が知れないと
其の時は思ったが、
此の歳の婆に成ると私は自分の一生も自分の意志も感情も殺して
金に走っても良かったのかなとちょっと思ったりもした。
彼はどんな人を選んだのかは解らない。
自分も家を選択しなければならないのだと言う事を認識した上で
打算で自分も結婚相手を選ばなければならない事を理解できたであろうか？
そして家を守って行っているのだろうか？
其の生活を鼻から拒否した私には
婆には厳しすぎる酷い国に裏切られた今は
自分の思い上がりを思い知らされている。
Luna✨☽様
そうですよね。私も敷地が大きい大屋敷と何代にも渡って築いた財産を
使い果たす生活なら兎も角、其れを守って更に大きくする生活の中心にいる人を支える生活は
自分の生涯をささげる生活ですから其処で自己を犠牲にする事は必達。
耐え抜く精神力と体力の総てをささげて更に其れを自覚する子供の教育を考えると
其の子の人生も犠牲にする事ですから、想像しただけで後ずさりでしたが。
例の不明年金に引っかかって其の為に年度も交通の便の悪い地方の年金機構に行って
傲慢な態度の扱いを屈辱的に受けて・・・。
更に拓銀の株が全て紙切れにされました。
当時の大臣が「都銀は潰さない」とテレビで言った後に潰しました。
要するに拓銀が危ないといよいよニュースで出るようになった直後に「都銀は潰さない」と言ったのです。
其れが無いと危ないと言う噂は出ていたのですから株を売るつもりでした。
家族には其の半年前に噂を聞きつけて「今のうちに株を売れ」と言われていたのですが
結婚前から貯めては拓銀の株に変えていたのですから老後は生活が苦しくなると
其れをうってと年金の予備の為にと老後を計画していました。
そうやって国を信用して老後の贅沢と言わないまでも人並みの生活を考えていました。
其の両方を失った現在は母の残して行った服と息子の服を引っ張り出して着る生活です。
こんな老後を想像もしていませんでした。
いや～息子のスノボの服にはお世話になりましたよ。
高級ウールのオーバなど、一度スノボの服を着ると着る気に成れませんでした♪