アトリエ
- カテゴリ:30代以上
- 2018/02/12 20:41:43
銀座三丁目をたどる。
駅前通りを横道へそれ、
さらに路地を一本入った突き当りにあるアトリエ。
古びてはいるけど頑丈なテッコンキンクリートのビル、
私の古い変人の仕事場だ。
郵便受けは手作りの鬼太郎の家みたいな形をしてる、
その横の呼び鈴は天使のお尻をかたどっている。
どうせなら若い女性の胸のほうが萌えるのだが、
さすがにちょっと趣味が違うか。
扉は味わいのある白に塗り替えられてる、
中に入ると奇妙な絵たちが迎えてくれる。
とにかく馬鹿でかい絵だ、
いつも思う飲み込まれるのかと。
家具は少なめでロータイプの椅子とテーブル、
両脇に引き出し付きの小机ぐらいだ。
その上にはどこのメーカーかわからないステレオ、
そこから流れてるブラックミュージック。
天井の照明はランプ式、
さすがに内部はLEDになっている。
窓は大きく、
天井から床まで届く木製のブラインド。
窓の外には小さなベランダと白に橙色のシャツ、
洗い立てだが絵具をたくさん含んできれいに見える。
宵闇が迫る時間、
ここから見るネオンサインはお気に入りだ。
今日もゆっくりと彼が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、
時間旅行をしましょう。
私もコーヒー飲みながら~旅したいな
いやいや、ブラしゃんの文章を、三丁目辺りでしょ?どの筋だろう?
とか、リアルに確認しようなどと思ったら、時間旅行のパンフレットすら
開けないよね ^ - ^;
連れて行って下さいな
呼び鈴をナデナデしてみたい
不思議なアトリエは、どこか懐かしい郷愁を感じます
遠い昔、行ったことがあるような~~
時間旅行、楽しめましたか(*^_^*)
だけど覗き見せずにはいられない好奇心が頭をよぎる。
奇妙な絵にお目にかかりたくもある。想像に任せて。