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シン・ドラマ汁


[SI28]科捜研の女

科捜研の女 File.12「あるドクターの死」 テレビ朝日 木曜夜8時~
今回は、風丘早月の元同僚が自室で変死するというお話でした。
風丘は法医学教室の教授なのですが、その元同僚・弓原公彦は助教止まりで准教授にすらなれず、15年前に辞めて今はフリーの医師として健康診断などのアルバイトで糊口を凌いでいたとか。
当初病死と思われていましたが、手に引っかき傷があったり、死ぬ直前に女性と揉めていたという隣人の証言があったため、マリコは司法解剖しようとするのですが、事件性がないと藤倉からの許可が下りません。
臨床検査技師である弓原の妻から、自分が臓器の検査をさせてもらえるならという条件付でやっと解剖に漕ぎ着けるのですが、引っかき傷から臨床検査技師が使う薬品が検出されたこと以外に不審な点は見つからず。
殺人の根拠がない状態ですが、揉めていたのがその妻であることがわかり、ここで妻の容疑が濃くなります。
しかし、風丘の法医学教室の有田准教授に、弓原の論文の盗用の疑いが出てきて、容疑者が増えます。
この有田を相島一之が演じており、バレバレじゃんと思っていたのですが、さすが櫻井氏、これもフェイクでした。
有田が合鍵業者と知り合いなことや、弓原の隣人が合鍵業者だったりしたのも、ひっかけだったのですねw
結局自分の知識や経験を活かす職業につけないことや、大事な論文を発表する場がないことなどを悲観した、弓原本人による自殺だったのです。
ああいった大学の研究施設に勤める研究者たちは、本当にろくに給料をもらっていないらしいですね。
特に助教クラスの研究者は、扱いが酷いらしく、職場を転々とすることも珍しくないようです。
櫻井氏にはもっとこのへんを掘り下げて、社会派の回にしてほしかったです。
あとマリコの「9割方わからなかったけれど何となく雰囲気は理解した」に笑い転げましたw




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