忘れきれないもの
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/02/06 21:42:52
冬の雨より冷たい
雪解け水が一筋流れた
それは澄みきった
小さな流れ
その一滴は
遠い海まで届くのだろうか
私の澄みきった
この想いを映し融かしながら
濁ることなく
哀しく陽の光を反射しながら
海よ
遠く限りなく広く深い海よ
私の心の一粒をその中に
融かしきってくれないか
忘れきれない
心の重く熱い断片を
だけれどもあまりに澄みきった
このひとかけらを
まぁ今ぽっと浮かんだまま
書いてみたけど
ちょっとくさいかな?
人を想う気持ちって
純ですよね
少なくとも自分はね^^
コメントを見る前に
横になったら朝
コタツの魔力
そうだよね
海に着くまで何年かかるのか?
着く間に新たな人生?が
スタートしてしまうかも
感覚の欠片は海に行くまでに
水に同化して無く待ってしまうのかも?
あまりにピュアに輝いてて
持ち続けるのも辛いから
いっそ手放そう
それも ごく自然に
雪が溶けて流れるがごとく
って感じかな?
いつもありがとうございます
本歌取り・・・本歌どり・・・ん?本歌鳥・・・
空を飛んでいる本歌鳥君
ちょっと高い位置から詩を眺め
ちょちょいと真似て
オリジナル
なかなかいい感じです
忘れじの雫
和歌の世界に本歌どりと言う詠み方があるらしい。
元の歌の一部分を流用して、もとのイメージを壊さずに詠む遊びのようです。
これを真似てセカンドさんの詩の一部を流用して、その思惟を汲めているかどうか挑戦してみます。
ただの遊びなので、かる~く流してね (^^
【忘れじの雫(しずく)】
清らかな結晶の欠片
無垢なる雫となりて滴れり
もって雪解けの一筋と成る
流れは行き着くべきへ向かうのか
濁ることなき思いのままで
ああ海よ
母なる思いの故郷よ
迎えたまえ
篤き忘れじの雫を
抱きたまえ
清らかな結晶の欠片を
ひとひとの思うが無垢なればこそ
お粗末様でした