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西郷どん 感想文

西郷どん 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」
NHK 日曜夜8時~
▼御前相撲
今回は、斉彬が藩主に就任した記念に御前相撲が行われるというお話でした。
優勝者には米10俵が与えられるということで、西郷たち郷中の若者たちは、我こそはと大騒ぎ。
しかしそんな中、斉彬が斉興の重臣たちを処罰せず、お由羅騒動で罪もないのに罰せられた藩士たちの
救済もなしということで、特に大久保家には暗雲が垂れ込めます。
3年は前藩主の言いつけを守るというしきたりを実施したようなのですが、
斉彬に残された時間が短いことを知っている私たちにとっては、急げよ!って思っちゃいますよねw
下加治屋町ではもちろん、二才組の長である吉之助が相撲大会に出場すると誰もが思っていましたが、
村田新八が出たいと言い出し、卑怯な手を使って吉之助を下し、出場することになります。
もし村田が出ていたら、勝ち進めていたかどうかわかりませんね。

▼郷中の恋
大久保家の現状に同情した糸は、何かと世話を焼きに大久保家を訪れます。
しかし実はこれには裏があって、糸は吉之助に密かに恋をしており、大久保家に行くのを口実に、
吉之助に会いに行っていたのではないかと思います。
自分に親切にしてもらっていると思い込んだ正助は、糸を好きになってしまうのです。
その糸に縁談が来て、相手方の家格が上だったため、糸の親は大喜び。
しかし糸は吉之助をあきらめられず、婚約に踏み切れません。
仲間たちに、糸は正助のことが好きなのではないかとたきつけられた正助は、
糸と2人きりになれた時に、好きな人がいるのではないかと尋ねますが、
その時の糸の反応を見て、糸が好きなのは吉之助であることに気づいてしまうのです。
これは切ない…。
吉之助の方は、糸をまったく女として見ておらず、縁談をめでたいと喜んでいましたが、
さすがのニブチンも今回やっと正助が糸を好きなことに気づいてしまいました。
この報われない三角関係、どうなるのでしょうね。
最終的に糸は吉之助と結婚するようですが、まだ先の話ですしね。

▼大会当日
相撲大会当日、出場予定の村田が腹を下し、代わりに吉之助が出ることになってしまいます。
ギャラリーには、斉彬を初め、後の篤姫となる於一など、島津家の綺麗所がそろい踏み。
北川景子初登場ですね。
お姫様の役だけあって、いつもより目元の化粧が薄いですが、相変わらず美人です。
どうも吉之助は、この於一に一目惚れをしてしまったのではないでしょうかね。
見とれてましたよね。
今はまだ、美しい姫御前じゃくらいにしか思ってないかもしれないですが、於一相手では糸もかなり分が悪いw
急遽出場することになった吉之助は、見事優勝するのですが、斉彬が座興で吉之助と相撲を取り、
一途な吉之助はわざと負けるということができず、斉彬を投げ飛ばしてしまいます。
その後牢屋に入れられてしまうのですが、斉彬の意思ではないと思うんですけどね。
ここで吉之助は、珍妙な風体をした先客と顔を合わせます。
クレジットでは「謎の男」ということになってましたが、この時代、あの姿でここにいるということは、
あの人かな?と大体想像はついてますけどねw
今回はここまで。

▼史実無視
やはりというか何というか、巷では今回の大河の史実無視っぷりが話題になっているようです。
西郷隆盛は歴史上の人物の中でも人気が高く、特に鹿児島では神様のように崇拝されていたりするので、
まぁあれですよ、実写化された原作漫画のファンがうるさいのと同じですねw
私は大抵なら許容するのですが、前回のお由羅騒動の決着はどうにも納得がいきませんでした。
しかし、大河は原作者と脚本家だけで作るものではなく、たくさんの人の手が入っています。
その上でこういうストーリーにしているということは、何らかの意図があるのではないかと思っています。
例えば、わかりづらくてとっつきにくい維新物を、あまり知らない人でも入り込みやすくしよう、とかね。
その分詳しい人には物足らない出来になっているということではないでしょうか。




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