サルトリイバラ
- カテゴリ:30代以上
- 2018/02/01 21:43:42
サルトリイバラとは、
ルリタテハと呼ばれる蝶の幼虫の食べ物だ。
幼い頃、
叔母の家の近くの林道に銀の実らしきものが生っていた。
叔母言わく手に触れることにより、
銀色になるのだと教えられた。
鉱物の銀ではなく雪景色を銀世界と言い、
朝露の光るのを銀露というような仮想の銀である。
その辺は面白おかしく話してくれてのだろう、
いつも夢見がちな私にはあってたからだろう。
そのサルトリイバラは見た目が妖艶な色に見えて、
幼い私にはとてもきれいに見えたものだ。
ルリタテハは豪勢な衣装をまとった蝶で、
最近はほとんど見ることもなくった。
それ以上に街並みの変化が凄く速くて、
ここってたしかにあの場所だょねと思うほどである。
立ち止まって昔を思い出してしまった。
あの日には帰れないけど、
もう一度目をつむって思い出してみた今日。
目を輝かした光景が浮かびますもの(^_-)-☆
話したりするけど、この実の色の逸話はとってもステキだわー
きっとちびっこブラしゃんの世界観を、よくよく理解されていたのね♪
「仮想の銀色」、そうだね、和の色の感じかたなのかな。実の表面の細かい粒子に
光が映り込んでいる情景がよく浮かぶわ、仮想の銀色。
わたしも幼い頃過ごした街の、よくひとりで遊びに行ってたひっそりした路地裏
(そこは夜の街的な一画でその昼間の様子が好きでねw)は、もう区間整理的に
なくなってるらしいの。なんだか怖くて近づくこともできないや^ - ^;
もう心の中にしか描けないわ~
そんな蝶の模様が不気味に感じられなくなった今なのに
ルリタテハは、もう見かけることもなくなっている
どこへいったの~~~ルリタテハ
今は私の心が、かつての蝶の模様のように妖しく光っている~なんちゃってネ( *´艸`)