ゴタぴょんの日記 2014年4月7日 Ⅰ
- カテゴリ:日記
- 2018/01/26 05:17:01
4月7日 (月)
【午前9時】
携帯が鳴ります。
電話 : ゴタさんでしょうか?
ゴタ : へえ、さよだす。
電話 : こちら、
京都にあります八千代旅館と申します。
ゴタ : お世話になっております。
電話 : あのう、外国の方の案内を
していただけるとかで、
かけさせてもらいました。
ゴタ : はい、外国人を英語で
観光ガイドをしております。
電話 : 実は、私が間に入るよりも、
直接、お話していただけたら・・・
ゴタ : じゃあ、お代わりいただけますか?
電話 : Hello, We'd like to see
sights in the city.
And if we have a tour guide
who leads us to some of
best places to see.
もしもし、私たち市内観光を
したいんですが、
ガイドさんがいれば、いいなと思って。
ゴタ : Thank you.
I'm happy if I can be of
any service to you.
おおきに。
お役に立てれたら、よろしおすのやけど。
電話 : How about starting our tour
at around 1:00 PM ?
始める時間は、午後1時でどうです?
ゴタ : Oh, please. Please make it
a little・・・30 minutes behind ?
I mean could you make it 1:30 PM?
もう、30分ほど、遅らせてもらえます?
電話 : Good. We are walking
now around Nanzenji temple.
We'll be back to the hotel till then.
はい。そしたら、
南禅寺を散策してますさかい、
その頃まで¥の、ホテルに戻りますわ。
ヾ(@^▽^@)ノ
【南禅寺・八千代旅館】
午前11時10分到着。
ここで、お客様に電話。
実は、この電話、海外電話になりま。
ロンドンなので、010を足して、44・・・・
20分、早く着いたので、
早くスタートしようと、
言ったのですが、結局、やっぱり
11時30分始まりとなりました。
【永観堂へ】
どこへ行きたいかと、お聞きしてみると、
哲学の小道だという。
なるほど、たしかに、桜がきれい時です。
南禅寺の裏手、鹿ケ谷通へ出ます。
東山高校を通り抜けると、
永観堂。正しくは、禅林寺。
南禅寺は、この禅林寺の南に位置したので、
南禅林寺。のち、南禅寺。
永観さんが念仏を唱えながら、
仏像の周りを歩いていたとき、
仏像が、須弥壇から、飛び降りて
永観さんの前を、歩き始め
ました。
そういう不思議な阿弥陀さんです。
厨子に安置されている阿弥陀像は、
阿弥陀様が、うしろにいる永観に
振り返ったそのときの様子を描いています。
これは、
「見返りの阿弥陀」
として、知られています。
とても、エレガントなお姿です。
「永観堂」、
正式名は、禅林寺。創建は、863年(貞観5年)、
空海の高弟、
真紹僧都による。
真紹(しんじょう)僧都は、
真言宗の僧侶であったため、
禅林寺は真言密教の道場として始まります。
のち、
永観律師が第七世になると、
浄土教色が強まった。
寺史によると、見返りの阿弥陀は、
後世の作ではなく、実際に、
須弥壇から飛び降りて、永観に振り向いて、
「永観、遅し。」
と、説教したときの姿が、
そのまま、戻らなくなってしまったのだという。
それは、1082年2月15日、
永観50歳のときの出来事である。
Ⅱにつづく
ゴタぴょん