Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2014年4月3日 Ⅰ

4月3日 (木)   Ⅰ


  ご指定は、レンタカー。
  取次は、山田観光事務所。
  ご希望車種はお聞きしていませんでした。

  適当に、
  ブルーバード・シルフィーを選んで調達しました。

  さて、お迎えは、
また、あの、怖い恐いガードマンおじちゃんのいる、

「ホテル・モントレ・グラスミア」


  駐車場に入ると、恐い顔がこっちをにらむ。
  憤怒の形相だ。仁王門の阿形や吽形は、
  こういう人を描いているんだ、と納得できる。

  ゴタ、きょうは、一戦も交えず、おとなしく、


   「あ、はいはい、6回の駐車場に回します。」


  犯人が自首するように、
  教会で、罪を告白するように、自発的に、
  ホテルの指定駐車場に入れた。



  【フロント】

  さて、駐車券をフロントにもっていくと、
  割引器にかけてもらえます。
  そして、それは、確かに完了。
  ただし、ゴタは、いつも、どこか抜けている。

  今回は、お迎え時間を間違えた。
  現在時刻は、9時。おそる、おそる、
  最終確認書を取り出してみると、


   「あれ? あれれ? 10時やて。ハハハ。」


   このミスのおかげで、1時間ロビーで、強制休憩。

   ヒマで困っているところへ、誰かが、やってきた。


    (なんだ。何なんだ?中世の魔女か?)

 
魔女 : 山田さん・・・


ゴタ : ひぇ(  ゚ ▽ ゚ ;) 


魔女 : わたしですよ。栗三田です。


ゴタ : あ、ああどうも。魔女かと思った。


栗三田: んなわけないでしょ?
     きょうは、あの仕事ですよ。
      

ゴタ : ああ、あの、大学の先生に同行するアテンド・・・


栗三田 : それだけだったら、気楽なんだけど、
      先方の注文が増えちゃって。


ゴタ  : じゃ、ガイド料金も上げてもらえば?


栗三田 : だめよ。だって、エージェントから、
      振込みで支給されるんだし、
      もう、契約書にサインもしたあとだし。


ゴタ  : ああ、あそこか。


栗三田 : そう、プラス・ツーリストよ。


ゴタ  : でもあそこは、
      めっちゃええ仕事もあるんだし。
      耐えて!忍んで!お願い。


栗三田 : まあ、食事代は、出るらしいので、
      いいことにしましょうか。


ゴタ  : いろいろな大学が見物できると思えば、
      それもいいじゃないですか?


栗三田 : ありがとう。でも、電車で回るのよ。


ゴタ  : (ほうきに乗って行けば?) そうなんだ。


 
   栗三田さんのクライアントがやってきました。
   ここで、
   ゴタは、立ち去ります。

   ゴタは立ち去った。
   
    without saying so much as " good bye"
   
   さよならさえも言わず・・・・て、歌謡曲ですかっ! 

   ちゃんと、ゆうたで、「ほな」 
   と一言、たしかにゆうた。
        

      「ほな」 は別れの言葉である。

   これは、名詞といえば名詞。違うといえば違う。

   何ゆえ名詞であるか?
   送り仮名が付くからだ。
   そのことばは、「な」 という小辞である。

      「ほなな」

   という。これは、「さようなら。」

   の簡略語である。


Ⅱにつづく
ゴタぴょん




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