Nicotto Town


今年は感想を書く訓練なのだ


『イーグル・ジャンプ』 (<未>20...

◆概要
 カルガリー冬季五輪(1988)を舞台にしたジャマイカン・ボブスレーティーム『クール・ランニング』のイギリス版。英国ではスキージャンプの有力選手が居ないため、一定の公式記録を残せば代表に選ばれる権利手に入れることが出来る。シナリオはこの様に似たような設定となっている。
 違うのは、ジャマイカの選手は陸上短距離のアスリートだったが、英国青年エディ・エドワーズは運動音痴だった。幼い頃からオリンピック選手に憧れていて、その情熱だけが取り柄なのだ。そんなエディは、練習場のあるドイツに出かけ、かつて天才スキージャンパーと称されていたブロンソン・ピアリーと出会う。
◆感想(ネタばれあり)
 ジャマイカン・ボブスレーティームは良いとこまで行っちゃうけど、エディの方は70mで成績もぱっとしない。ラストで90m級に初挑戦して、危なっかしくも着地に成功する。これにより英国新記録を樹立することになる。まあ!彼が飛べばそれが記録になるわけだが。
 この映画は『オリンピックは参加することに意義がある』を主題にしたコメディーなのだ。吉春は日ごろから言い聞かせている言葉がある。『最後まで諦めなかった奴の中から、それを成し遂げる者が現れる』平たく言うと『宝くじ買わなければ絶対にあたらない』なんか使い古された阿保らしい言葉であるが。
 成績なんか問題じゃあない、その達成感が何よりも得難い人生の宝なのだ。吉春は凡人の中の凡人だ。そんな私が大きな夢を持ち、当たり前のように挫けている。この映画はもう一度夢に向かって歩いてみようと、肩をたたいてくれているのだ。何だか知らないけどこの映画、日本未公開みたいね (汗




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