エニモアな?オリファ!ルコンリベ~ンジ!1-4
- カテゴリ:自作小説
- 2018/01/10 23:17:25
最終話。
かろやかな腰の動き・・・神主さんって?実は女性なのでは?と?思わされてしまうかのような?フラダンス・・・?フランダ~スの犬?そんなわけ無いでしょ!神主?は、今!おみくじ最後の一本を引こうとしている。果たして「運」と出るのか?
神主?:ふん!ふん!ふん!
グルン!グルン!グルン!と力を入れながら回転し、おみくじのアナゴ捕獲用改造筒へと接近。そして・・・
神主?:出会うは!「強強強運!」となるよろーこんぶ!だ!いでよ!そして!喜ばせたまへ!ふん!
?-??:そのおみくじを引くのはやめるだク〇!シャッフルしてから引くク〇!
神主?:ん!誰だ!おや?見知らぬこれはいったいなんでございましょう・・・ん!悪魔のような翼!闇が生み出した悪魔の化身!神聖なる初詣で、ここに現れるほどの魔力を持ち合わせた悪霊か!ええい!帰られよう!ここはおぬしが来るような悪に満ちた領域ではないのだ!今すぐ立ち去れ!さもなくば!この神主の手によって浄化!滅されることになるぞよ!
?-??:話をするのはやめたク〇!帰るク〇!
?-??は?これで帰ったのであった。
神主?:なかなか利口な悪魔でござった。この状況を理解できただけでも、先ほどの悪魔?は、優れすぎているといっても過言ではござらん。危なかったですね。私たちの領域に、すんなりと入り込んでこれるとは・・・あれほどの悪魔は、初めてでございます。姫?どうかなされましたか?姫?姫!
村の姫?:・・・・・か~わいいーーー!!!
神主?:なんということを!姫の心を奪っていくとは!
村の姫?:とっつかまえて!家のペットにしたいなーー
神主?:姫!
村の姫?:もう1回出てこないかなーー???家の飼ってるブタ!そろそろ食用になっちゃいそうだから!
神主?:あれの代わりでございますか?あれはー止めたほうがいいと思いますよ?すでに誰かのペットであるかもしれませんから・・・
村の姫?:う~ん・・・ほしい・・・空飛べるし・・・いないもの、空飛べるの・・・
神主?:じゃー今度現れたときにという事で、まずは、後ろが混んでますから、さっさとおみくじを引いてしまいましょう。サッ!あ!また文字が剝がれてしまいました。が?落ちてしまった文字を拾って見ると・・・これは・・「運」でございましょう。でも、今回も剝がれてしまって、文字無し昆布となってしまっていましたので、これはどうなるかあ!あれでございます!あの呪文!
村の姫?:呪文?
神主?:そうです!呪文!あったじゃないですか!何が起こるかわからない!うお!いつの間に!家の前に門松が!って?なってしまうような?
村の姫?:そんなのあったかなーーあの門松は村で作った物で、夜遅くまで製作に時間がかかっちゃって夜中こっそり運んできたんだって。
神主?:はは・・そうでしたか・・・村の者が置いていったのですか・・・業者がはるばる空輸で持ってきたと思っていました。食う言う?なんてね・・
村の姫?:神主様なんかおかしい・・・
神主?:姫?これでおみくじ全てが揃いました。どういたしますか?食べちゃいますか?最後の一本で、確実な効果は、あまり期待しないほうが良いのかもしれませんが?なんなら、このわたくしが、この神社にある土鍋で、ぐつぐつと?茹でて浄化してみることはできますが?そうしてしまうと、すべての効果は味付け方法によって、変わってしまいますが?昆布出しに、お醤油を添加して?価値ある鯛キロク鍋?でもして?お父様たちと食しますか?
村の姫?:いえ、この折に入れて、私にも春がくるのを祈って、婿を呼びます。そしてファルコンのように、羽ばたくのです。
神主?:そうですか。って?まだそんなお年じゃありませんよ?
はい!これにて終了と致しました。