Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2014年3月26日 Ⅳ

3月26日(水)Ⅳ

Ⅲからつづく


       ヾ(@^▽^@)ノ      


     上七軒歌舞練場周辺におきまして、
     紳士もんの靴下を売っているような
     店はありません。ここは、お茶屋・・・花街です。
     すべて、お茶屋、仕出屋、
     置屋、あと、郵便局ぐらいなもの。


    (ほな、白梅町のイズミヤまで、
          靴下を買いに行ってきたろか。)

   ゴタは、歩いて行きました。
      月の砂漠を歩いて行くように、
   とぼとぼと、歩いてゆきました。

   ところで、歩き始めて、まもなく、いいにおい。
    
     「うなぎ」

    の店。腹減ったぜ。
    がまんして、靴下を買いに行きました。
  
    イズミヤで、靴下を3足。

       ( 3足980円で、ゴタが2足。
      お客様に1足プレゼントよ)

     2足が、26cm 
     1足が27~29cm、

      大きい方を差し上げます。


   ということで、歌舞練場に戻りました。


ゴタ : 畳の席17番に、
          これを持って行きたいので、
      入れてもらえませんか?


係   : お入りいただけないのです。すみません。


ゴタ  ;  そしたら、たたみの間がべとべとに
       汚れてもいいですか?
       みなさん、着物ですよね。

       それを心配して、靴下を履き替えたいと
       おっしゃっていましたので、
       このタオルとこの靴下を買ってきたのですが。


係     : 困ったなあ。


ゴタ   : いいえ、困りません。
       あの人に聞いてきます。


女将風の
女性   :ええ、いいですわよ。おあがんなさい。


ゴタ   : ありがとうございます。


係    : あ、靴下、これです。


ゴタ   : ああ、忘れていた。ありがとう。

      (係の人に目配せ)(な!バッチリやろ?)


    すたすたと、渡り廊下を歩いて行きます。
    開演5分前。ぎりぎり。

    (正義の味方は、間一髪で、助けに来る。)
    (正義の使者、ゴーターマンは、靴下を持って、救済する。)
    (正義に生きて、不義に死ぬ。
     我らは、悲し賊軍の悪名さらす球磨河原)

   女将さんの案内で、一発で、
   お客様の畳席にたどり着きました。


ご主人:  Oh Thank you. It's very kind of you.
      わあ、ありがとう。おおきに。 


奥様 :  So sweet, Mr. Gota. Thank you.
       気ぃ使うてくれはって、すんません。

  ヾ(@^▽^@)ノ


   まあ、そない、よろこんで、もらえれば、ええわ。
   たった、300円ほどの靴下で。



   さてよ、これからが問題じゃ。長い長い、待ち時間を
   どう過ごせばいいの?


   あ、そうだ。あの「うなぎ屋」へ行こう。

   歌舞練場を南に歩いて、今出川に出る手前左、ここに

   ほんのり、焼き「うなぎのいい香り。この店だ。突入。

  
    「お願いします。」


    「いらっしゃいませ。」


    カウンターです。


お店 : どうぞ、お好きなところへ。

Ⅴにつづく
ゴタぴょん




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