Nicotto Town


企業秘密の日常


じじのこと 7

翌日。
この日は学校。
でも、じじが危ないのは分かっていたので手元(椅子。LINEとか来たら振動でわかるように)にスマホを置いて講義を受けた。

2限は先生公認でスマホ触ってよい講義だし(スライドの撮影OK)
3限はゼミだけど個別指導ゼミなので待ち時間はスマホ触れる。
4限はほんっとーにどうでもいい講義なので(講義に「どうでもよい」などと言ってはいけないが、ほんとうにおもしろくない一番嫌いな授業です)


そしてこの日は初めて学食でクリスマスメニューなるものを食べた。(4年生です)

「ビーフシチュー」と書いてあったから楽しみにしていたのに出てきたのはどう見ても
角煮。

たまたま同じサークルの同級生たちと食べたのですが
私「これどう見ても角煮だよね…」
男子「ビーフだぞ、牛だぞ、牛!!!」


ゼミも終わり4限の講義中。


母からLINEが。

「今じじがなくなりました」

自分から体温が失われていくのを感じた(私は友達に「子ども体温」と言われるほど手が温かいらしいです)


冷える指先をこすり、鞄の中から時刻表を取り出し電車の時間を確認。

授業の途中で抜ければ1本早いので帰れる。

ということで
「Nちゃん。Nちゃん。」
とたまたま前の席に座っていた後輩に声をかけ、こそっと出た(入り口に一番近い席に座ってます)

それから帰った。

いつもは駅まで(距離があるので)迎えに来てもらうのですがこの日は
「自力で帰ってきて」
と言われたので自力で帰り。


家に着いてから
「今日は仮通夜だから黒のセーターとかで行って。」

といってセーターを着た。

タートルネックしかなかったけど私は感覚過敏なのかタートルネックが本当に苦手。

苦しいな。と思ったが「我慢して」と言われたので我慢した。


そしてばばの家。
じじが寝ていました。

本当に、前の日の顔のまんまでした。

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