Nicotto Town


猫脚なblog


いわしのサンドイッチ


いままで読んだ本の中でず~っと印象に残っている食べ物は、「ちびくろさんぼ」のバターとホットケーキ、アルフォンス・ドーデの「最後の授業」に出てきた『いわしのサンドイッチ』、それから、芥川龍之介の「芋粥」。

最近、森茉莉について調べていたら、いわしのサンドイッチが出てきて、子供の頃に読んだ「最後の授業」にも出てきたなぁと思っていたんです。子供ごころに、いわしのサンドイッチってどうやって作るんだろうと想像してみるのが楽しかったのでちょっとしたカルチャーショックでもあり、覚えていたのでした。

オイルサーディンの缶詰の存在を知ってからは、いわしのサンドイッチはこれで作ったものだったんだろうと想像がつき、森茉莉のおすすめレシピでも、もちろんオイルサーディンで作るサンドイッチでした。

胡瓜は斜めに薄く切って
塩を少量ふっておく。
パンに辛子とバターを塗り、
胡瓜、オイルサーディンをのせて
パセリを散らし、パンで挟む。
簡単だけれど、
これでなかなかおいしい。
――森茉莉 贅沢貧乏暮らし(神野薫)所収


けれど、本当に「最後の授業」にいわしのサンドイッチが出てきたのかに確証が持てなくなってきたのです。

わたしの勝手な記憶違いなのかもしれないと、不安になってきたり。

森茉莉の部屋にはドーデの本があったということなので、もしかしたら合っているのかもしれません。

図書館に行って確かめてこようと思っていたら、このところの雨。
加えて、明日から1週間、書庫整理とのことでしばらく休館日。

ネットで調べても、「最後の授業」に遅刻しそうで慌てて学校に向かっていた少年が、大嫌いな『いわしのサンドイッチ』のお弁当を持っていったのか、そこまではわからなくて。

どうでもいいことなのに、わからないとますます気になってしまうものです(^o^;

 

#日記広場:グルメ




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