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精霊の守り人 最終章

精霊の守り人 最終章 第3回「ルイシャ贈り」
NHK 土曜夜9時~
▼ルイシャ贈りの儀式
今回は、バルサとチャグムがユーカの診療所に行き、そこをカグロとカームに襲撃され、
バルサは捕まりチャグムはヨンサ氏族の元氏族長・ラルーグに連れられ、
牧童の長老・トトの下に保護されることになったところまでが描かれました。
今回はいろいろな新事実が分かりました。
一番気になっていた山の神の儀式がどんなものなのかが大体分かりましたね。
儀式は数十年に一度、王城の裏手にある山の門が開いた時に行われ、
カンバルで一番強い武人が、山の神の者と槍舞という舞踏のような戦い方で戦い、
勝てばルイシャと呼ばれる青い宝石(鉱物?)をもらえるというもの。
他国と渡り合える産業がないカンバルにおいて、ルイシャは高く売れるので、
それでカンバルは何とか経済崩壊せずに国が運営できているとのことでした。
ジグロは16歳の時、山の神の者に勝ち、その後槍舞をカグロに教えましたが、
カグロはジグロほどの槍の腕前がないようです。
しかし山の門は開いたので、誰かが山の神の者と戦うことになるでしょう。
私は、ジグロの愛弟子であったバルサがカンバルに入った途端、門が開いたのが気になって、
いずれバルサが戦うことになるのではないかと思っています。
バルサは直接ジグロから槍舞を教えてもらっていませんが、ジグロとカグロが舞っているところを見てますからね。
1回目の放送で、ログサムはこの山の神を倒そうとしていることが分かっています。
彼は何故山の神を倒そうとしているのでしょう。
いつまでも山の神に頼るのはいやだと言っていたと思うのですが、
ルイシャに代わる産業がなければ、カンバルは経済崩壊を起こし、他国に占領されてしまうでしょう。
新たな産業を興す手立てでもあるのでしょうか?

▼ナユグを見る者たち
今回タンダが徴兵されましたが、兵士としての仕事というより苦役を課せられています。
そこで知り合ったのが、オッカ村から来たコチャという華奢な青年。
コチャには何か宿っているのか、目が異様な光を放つことがあり、ナユグも見えているようです。
ナユグが見えるというと、他にもチャグムがいますが、どうやらこの2人ともが、
カンバルに災厄が訪れると感じているようです。
そしてもう1人、ログサムの息子・ラダールにもナユグが見えるようです。
こちらはまだ、カグロの後ろにしか見えていませんが、これは一体何を意味しているのでしょうか。
トトは温かい水に覆われると言っていましたが、気候が変わってしまうということでしようか?
だとしたら、まるで温暖化みたいだなと思いました。

▼ユーカとの再会
バルサとユーカの再会は、ユーカにとってかなり衝撃的だったようです。
バルサは水路に流されて行方不明になったということになってたんですね。
そしてカルナはその後、自宅で何者かに暗殺されたようです。
ユーカはバルサからジグロが出奔した本当の理由を聞かされ、ショックを受けたと同時にほっとしたでしょう。
ユーカとジグロは恋人同士でしたからね。
それが理由も分からず国からいなくなり、裏切り者の烙印を押されたのですから、
何を信じていいものやら分からない状態だったでしょう。
理由を言わなかったのは、ユーカを巻き込みたくないのと、バルサが生きていることを
ログサムに知られたくなかったからでしょうね。
さすがジグロ、用心深い男です。
ユーカもジグロからもらったルイシャの石を持っていたということは、心のどこかでは信じていたのではないでしょうか。

▼槍の飾り
ユーカは、ジグロが王の槍がルイシャ贈りの儀式の時のみにつける槍の飾りを、ジグロが全部持ち出したことに
なっていると言っていましたが、ジグロが持っていたのは自分の飾り1つだけで、それは現在カグロが持っています。
他の8つは、誰が何のために盗み、現在どこにあるのでしょうか?
それともバルサが知らないだけで、ジグロがどこかに隠した?
でもそれならジグロは死ぬ前にバルサに教えそうなものです。
またカンバルのことを常に考えていたジグロが、そんなことをする理由がわかりません。
飾りは儀式の時に使うということは、それがなければ儀式ができず、ログサムが山の神から
カンバル王であることを認めてもらえないということになりますが、
そもそも山の神を倒そうとしているログサムに、槍の飾りは必要なのでしょうか?
まだまだ分からないことも多く、カンバルの闇の深さを感じさせます。




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