見えない接触に
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/12/03 01:29:50
冷たく光る冬の空気の中
不意にあなたの香りがした
見えない形に
私はたじろいた
愛している
そう感じた
なぜ
いつも
あなたを直視することが
出来ないのだろう
ざわめきの中に
あなたの声が聞こえた
私は目をつぶった
余韻に浸った
でもすぐに寂しさに
心が染まった
どこに居るの
この街の中の
北風が吹いた
強く
涙が凍った
瞬時に
そしてそれは
あなたの香りと声と一緒に
地に
砕けた
何かがどこかから伝わってくる
幻なのかな
なんて
コーヒーを飲みながら
かりんとうを食べ食べ思いました
雑踏の中に
密かに咲いていた小さな花
見失った貴方は
白い花の精
香りを残して
花の中へと消えて行った
漂ってくる美味しいにおい
頭の中に、中華やら
焼き肉などが湯気を上げている
人ごみの向こうに
美味しさの元を探していると
別の香りとすれ違う
食欲出なく別の何かをくすぐる
慌てて振り向いたが
私の求める貴女はそこには居なかった
一人で食べる飯ってあんま上手くないよね
ただ腹が膨れるだけで、贅沢かもしれないが……
最近小説に凝ってるんで、小話ちと創作してみた
見えない形のコミュニケーション
あくまで一方的に感じている
片思いって
そんな感じかも?
それが解ってしまうと
なんか哀しい
この街の中で
何か新しい出来事があるといいな^^
想うと温かくなるけれど
現実に引き戻されれば
その分も寂しくなる
その瞬間までも分かってしまうセツナサ
煎餅系と饅頭系は大好きです^^
目に見えないものでも
存在を実感できるものがある
それが幻であっても
何かを感じ取ってしまう
錯覚?でしょうか
涙が凍ったのは
現実の世界を見たからなのかも知れません
そしてみんな砕けちゃった
明るくて楽しい詩が書きたいな^^
愛する人の香りは
何処にいても逃さないものだそうです。
涙が凍った瞬間
何かを見てしまったのでしょうか。