Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第13章 その②


   friend-名も無き物語-第13章 その②

  「おっ、どうやら島の北端についたみたい
 だぞ。」
 とカゲロウは先を見た後、
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「・・・って、何か橋の前にいるわよ?」
 とミスティアが先を見ると
 僕達に向かってそう言ってきた。
 僕達が先に進むと島の北端にある
 橋の前に3匹のパルシェンが
 島の北端にある橋を塞ぐように
 屯っていた。
 「なっ、またここらじゃ見かけないポケモンが
 やってきたぜ!?」
 と島の北端にある橋を塞ぐように
 屯っている3匹のパルシェンの内の向かって
 1番左端にいるパルシェンが
 僕達を見て驚いたようにそう言うと
 彼の右隣にいるパルシェンが、
 「マジかよ!せっかく見つけたこの島をオレ達で
 独占しようとしてたら急に色んなポケモンが
 来やがってよぉ!」
 とプリプリしながら僕達に向かって
 そう言うと1番右端にいるパルシェンが、
 「でもまあ他の奴らみたいに追っ払えばいいん
 じゃないか?」
 とパルシェン達2匹に向かってそう言った。
 「そうだな!おいテメェら!!ここはオレ達が
 目を付けたんだ!さっさとここから出ていかな
 いと痛い目に遭わせっぞ!!」
 3匹のパルシェンの内の向かって
 1番左端にいるパルシェンが
 僕達に向かってそう言った後、
 「この諸島はオレ達のモンだー!!」
 とそう言いながら僕達に向かって
 襲い掛かって来た!!
 かくして僕達とゴロつき
 パルシェン達3匹とのバトルが幕を開けた!!
 僕達とゴロつきパルシェン達3匹とのバトルは、
 「つららばり」と「オーロラビーム」に
 かなり苦しめられたがみんなで力を合わせ
 パルシェン達3匹を1匹ずつ各個撃破し
 最後の1体はワラビの技「かみなりのキバ」で
 打ち倒した!!
 こうして僕達とゴロつきパルシェン達3匹との
 バトルは、苦しめられながらも僕達が勝利を収める。
 「ぎゃあああこいつら今までの奴らと違って
 普通につえぇぞ!」
 3匹のパルシェンの内の向かって
 中央にいるパルシェンが
 僕達に向かってそう言った。
 「こりゃいカイん!!
 じゃなくてこれは挽カイできない・・・・・・。」
 と1番右端にいるパルシェンが
 中央にいるパルシェンに続いて
 僕達にそう言ってきた。
 「焼きサザエは美味の極みゾイ!!」
 1番左端にいるパルシェンが僕達に向かって
 そう言うと1匹残らず海へと文字通り
 転がるように逃げ帰っていった。
 「どうやらあいつらはこの島を乗っ取るつもりで
 他のポケモン達に危害を加えていたみたい
 ですね。」
 とピカノンが慌てふためいて
 海へと転がるように逃げ帰っていった
 パルシェン達3匹を見送りながらそう言った。
 「まあ倒したしこれであいつらがこの島を襲う
 ことはなくなっただろうね。」
 と僕がカゲロウ達に向かってそう言った。
 「じゃあ早くこの橋の先に行こうよ~!」
 とワラビが僕達に向かってそう言ってきた。
 島の北端にある橋をワラビに急かされながら
 渡り、僕達はハマナス諸島に新しく構築された
 ハマナスシティという街に辿り着いた。
 「わぁ!!すごいすごーい!!
 ビーチに街ができてる!!」
 とワラビが島の北端にある橋を渡った
 先にあるハマナスシティを見渡して
 そう歓声を上げる。
 「見た感じ建物は新しいものが多めだね。
 最近できた街なのかな?」
 と僕がカゲロウ達に向かって
 そう言うとピカノンが、
 「そういえば数日前にテレビで見ましたが、
 なんでも最近海岸沿いを再開発して、ここを
 リゾート地としたそうです。」
 と僕達に向かってそう言うと彼女は続けて、
 「休日は親子連れや友人連れで訪れるポケモンも
 多いのではないでしょうか?」
 と僕達に向かってそう言うと
 彼女は更に続けて、
 「せっかくですし、私達もこのリゾート地を探索
 しながら先を目指すことにしましょうよ!」
 と僕達に向かってそう提案してきた。
 「そうだな。何か美味しそうな食べ物とかも
 ありそうだしな。とりあえずこの街を楽しんで
 先に進むことにしよう。」
 とカゲロウが僕達に向かってそう言った。
 かくして僕達はハマナスシティを
 一通り探索した後、先を急ぐ。
 「へぇ。向こうから来るとこの街の東側に
 出るんだな。」
 ハマナスシティを出てから
 西に向かって伸びる一本道を進んでいくと
 オウキツシティの東側に辿り着いた。
 「それじゃあまた頑張ってライトラインシティを
 目指そうか。」
 と僕がカゲロウ達に向かって
 そう言ったその時ワラビが、
 「・・・・・・ん?
 何か向こうの方から誰かゆっくり歩いてくるよ?」
 と僕達に向かって
 そう言うとミスティアが、
 「えっ?」
 と言って道の先を見る。
 「(あれ、これデジャヴ?)」
 と僕は心の中でそう思いながら
 道の先を見る。
 すると向こうの方から
 1匹のエルレイドがおぼつかない足取りで
 歩いてきた。
 ???
 「うっ・・・・・・。」
 そのエルレイドは見るからに
 衰弱しきって倒れそうになりながらも
 前に進もうとしてその場に座り込んでしまう。
 「って、今にも倒れそうじゃない!!」
 とミスティアがその場に
 力なく座り込んだエルレイドの様子を
 見た後、僕達に向かってそう言った。
 「お、おい!大丈夫か!?」
 とカゲロウがその場に力なく座り込んだ
 エルレイドの元に駆け寄ると
 彼に向かってそう言った。
 ???
 「・・・・・・そ、そこに誰かおられるのですか・・・?」
 とその場に力なく座り込んだエルレイドが
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 ???
 「すみません・・・・・・水を・・・・・・。」
 とその場に力なく座り込んだエルレイドは
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「ほ、ほら!おいしいみずです!」
 とミスティアがそう言ってその場に
 力なく座り込んだエルレイドに
 バックの中からプラスチック製の
 ボトル容器に入ったおいしいみずを
 忙しなく取り出すと急いで彼に手渡す。
 「えほっ、えほっ・・・あ、ありがとう・・・・・・
 ございます・・・・・・。少し落ち着きました・・・。」
 とその場に力なく座り込んだエルレイドが
 ミスティアから手渡されたおいしいみずを
 飲み、少し咳き込みながら僕達に向かってそう言った。
 「とにかく衰弱が激しいですね・・・・・・
 近くの宿泊施設まで運びましょう・・・・・・!」
 とピカノンがその場に力なく座り込んだ
 エルレイドの様子を見た後、
 僕達に向かってそう提案した。
 僕達はその場に力なく座り込んだエルレイドを
 近くの宿泊施設に運び込み、彼が少し
 元気を取り戻したところで
 再び自分達のギルドに帰り親方様がいる
 応接間に彼を招き入れ、
 手厚く彼を介抱するのだった・・・。

                  その③に続く




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