ゴタの日記 2013年12月31日 Ⅴ
- カテゴリ:日記
- 2017/11/12 05:34:28
12月31日 (火) Ⅴ
Ⅳからつづく
【法堂】
時間になりました。
内部ツアーが始まります。
確かに、ガイドさんは、早口で、
通訳者は困ります。ついつい声が
大きくなってしまうのも、むべなるかな。
でも、約束通り、無言を貫く。
ゴタ : Sorry. I was told to keep
silence during her explanation.
すんません。しゃべるな、
て、ゆわれてましてな。
みなさん: We understand. That's okay.
ええよ。わかっとる。
寺院ガイド: 天井の龍をご覧ください。
みなさんが、どこに立とうとも、
龍の目が睨んでいます。
これは、八方にらみの龍といいます。
いくら、沈黙の約束をしたとは言え、
ゴタは、自分のお客様から、
ガイド料金を受けているのだ。
多少は、約束違反もします。
ゴタ : See ? Did you notice the dragon's eyes
keep glancing you
wherever you may go ?
どうです? 龍の目が、睨みつけているでしょ?
どこに立っても。
寺院ガイド: こちらに来て下さい。
今度は、龍の表情が変わります。
ゴタ : Follow me. Look up at the face
of the dragon and you'll see
how to change expression.
おいで下さい。龍の顔、表情を変えますよ。
ちいさな声で、英語を発すると、他のお客様がひそひそ。
「フォロー ミー ていうんか?来て下さい、ゆう意味やわ。」
返事したかったが、「静かに」 の使命を帯びている身。
沈黙を貫く。
腹の中で、(This way please. の方が、ええねんで。)
と、叫んでいたことよ。
【嵯峨野】
交通規制で、天竜寺前の通りは、通行禁止になっています。
新丸太町から、まっすぐ、西に進み、突き当りを左。
以下、ぐるぐる回って、
トロッコ嵐山駅(閉鎖中)前に到着。
車はここで待機。全員降りて、竹やぶを散策。
【大河内山荘】
トロッコ嵐山駅から、、四つ辻を南へ。
すぐ右側に、大河内山荘。
ゴタ : This is a cottage which a once
famous film actor built as a villa.
有名な俳優さんが、建てた山荘です。
ご主人 : When was it built ?
いつ建てたの?
ゴタ : The actor , Mr. Denjiro Ohkohchi
began to build it in his 30's.
or in 1934.
He had continued to build
it for 30 years after that.
大河内傳次郎というその役者は、
30代のとき、つまり、1934年に
建て始めました。その後、30年間にわたり、
造営を続けました。
奥様 : Oh, really ?
へえ、そうなの?
ゴタ : Would you like to enter it ?
入ってみます?
入らないと言います。
竹藪の雰囲気を味わいたかっただけ、とのこと。
野々宮神社近くまで、歩いて引き返します。
ゴタ : Around here, it's this is a little
famous spot for taking photos.
Sometimes you'll find some picture post
cards depicting this scene.
この辺り、ちょっとした有名な場所で、
よく絵はがきになったりするんです。
みなさん : Oh wonderful atmosphere.
いい雰囲気だわ。
写真を撮ります。時間の都合で、
野々宮神社には寄りませんでした。
というか、あそこ行くには、
「源氏物語」
の知識が必要。
六条のみやすどころって、何やろね?
今年の目標: 源氏物語を読むこと。
瀬戸内寂聴さんの本、なんぼしますねんやろ?
まあ、そういいうわけで、車に戻りました。
車は、そのまま、ホテルに直行。
ぎりぎり、いや、10分オーバーだったが、
サービスということで、19400円の
タクシー料金です。
ロバートさんがお支払いになります。
続いて、ゴタに、ガイド料金が支払われます。
ゴタは、日雇い労働者です。
さあ、このお金で、お正月の準備をしましょう。
三条京阪駅から、特急に乗りました。
おしまい
ゴタぴょん