ゴタの日記 2013年12月31日 Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2017/11/09 05:21:12
12月31日 (火) Ⅱ
Ⅰからつづく
ロイヤル&スパーホテルを出るときは、
車は、木屋町通りに出ることになります。
木屋町通りを左折し、御池通りに出ます。
御池通りは、市内を東西に走る主要道。
これを西に進みます。
信号待ちで、ドライバーさんが、
マイクをセットして下さいました。
使ってみた。面白い。バスガイドみたい。
ゴタ : We are now running on the Oike street
sided with many enterprises' head offices
今、御池通りを走っております。
各企業の本社は、ここに並んでおります。
ご主人: What's that ? What did you say
the name of this street is ?
何? この通りの名前、何だって?
ゴタ : Oike street. Oike literally means a pond.
When Old Kyoto was established in 794 AD,
there laid a big pond in the
precincts of he old palace around there.
ahead of us. It was said a beautiful garden.
御池通りです。池、てゆう意味です。
平安京が出来たとき、宮廷に池が
作られまして、ああ、ちょうど、
その向こうにです。
美しい庭だったと言います。
Shinsenen pond, they called so,
was originally an artificial pond around
which noble people enjoyed party called Utage.
神泉苑は・・・・その池は、そう呼ばれたのですが、
人工の池で、汀で、宴がよく催されました。
Some of Utage are cherry-blossom viewing,
boating, and sometimes,
Kyokusui no Utage was held.
花見とか、船遊びとか。ときには、曲水の宴です。
At Kyokusui no Utage,
people sit around the water front, and enjoy
taking sake that is on the tray
floating on the stream.
But there is a rile.
You have to make a poem
until the sake come to you.
曲水の宴っていうのは、水際に座りまして、
水面を流れてくるお盆の
上の酒を取って楽しむ遊びです。
これには、ルールがありまして、
酒が、流れ着くまでに、
歌を詠まなくては、なりません。
Also there is a strict rule
to make a poem. The poem should be made
up of 31 syllables.
Exactly speaking, five syllables seven syllables
five again and 7 again and seven for one last time.
その歌は、31音節で出来ていなくてはなりません。
厳密に言うと、
5,7,5,7,7,の音節です。
ご夫婦 : Sounds difficult.
難しそうやな
ゴタ : Sounds elegant.
They have to put in it a season.
Every poem requires a
seasonal word.
エレガントっすよ。
季語を入れなくちゃならないし。
歌には季語が必要なんです。
(=⌒▽⌒=)
英語で俳句を、などという本が出るくらい、
そもそも音節の区切りのあいまいな英語では、
5、7、5、の口調は、表現しづらい。
それを31の音節、和歌で詠むというのは、
そりゃ、あんまりよ。
日本語で、アイ ラブ ユーといえば、
5音節だが、これって、
英語では、3音節なので、
アイ ラブ ユー ソー マッチ
まで、付け加える。
ところが、季語は、俳句には必要ですが、
短歌には、必ずしも
入れなくてもよいものです。
ガイドのミスでした。
ここで、謝っても無駄か。お客様に言わなければ。
Ⅲにつづく
ゴタぴょん