Nicotto Town



象物語

最初の映画舘の記憶。

どうして行ったのかも、誰に連れて行ってもらったのかも、まったく覚えていないんだけど、
最初の映画舘のスクリーンの記憶は「象物語」です。

7年に渡ってアフリカ全土で撮影した映像を、象ファミリーの母親象と生まれた子象を中心に構成した
ドキュメンタリー映画で、娯楽的な要素のない、淡々とした学術映像のようなものだったように思います。
現在であれば、映画舘で上映されるような映画ではないでしょう。

今では、ナショナルジオグラフィックやディスカバリーチャンネルやBBC等の
大迫力の高画像、高レベルのドキュメンタリーが、テレビでたくさん放送されていますが、
当時は、大きなスクリーンに映し出された圧倒的なアフリカの自然の映像は、ものすごいインパクトでした。
子象の過酷な運命と大自然の驚異に自分が飲み込まれて、とても怖かったのをなんとなく覚えています。
記憶の中では、周りに人がいないはずはないのに、
暗い映画舘の中でただひとり、幼い自分が大きなスクリーンに映る象たちを見つめています。

「子象物語」ではないです。念のため…(笑)

【象物語】1980日本


今週のブログイベント「映画」カテで「生まれて初めて観た映画」についてブログを書いてみよう~!
生まれてはじめて観た映画なんて覚えていませんが、テレビで放送された映画なのは、間違いないです。

アバター
2009/10/10 22:12
>猫吉親方さま かわいそうなぞうではないけれど、子象の運命はとても過酷でした・・・。
アバター
2009/10/10 20:10
そのタイトルを見たとき、一瞬、土家 由岐雄の「かわいそうなぞう」を連想してしまいました。
全然違っていて 安心しました・・・ドキュメンタリーでしたか。



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