ゴタぴょんの日記 2013年12月23日 Ⅳ
- カテゴリ:日記
- 2017/10/27 06:06:27
12月23日(月) Ⅳ
Ⅲからつづく
二条城からタクシーで、金閣寺に行きました。
小型で、1440円也。
左大文字山のとなり、
衣笠山山麓にたたずむ金色の楼閣。
仏法によれば、佛の宝殿は、金色を理想とするという。
それが地上に出現した。
義満在世には、仏殿、泉殿、書院、
舎利殿と渡り廊下、不動堂などがあって、
それらを総称して、北山殿と呼んだ。
金閣(舎利殿)が完成したのは、1398年である。
1408年に後小松天皇が行幸。
夕佳亭(せっかてい)は、1624年に建てられた。
後水尾天皇行幸にあわせて。
ただし、現在のものは、
明治時代に建て替えられたもの。
それでも、創建当時の、デザイナー、
そして茶人の金森宗和の意匠はそのまま残る。
金閣寺には、ふたりの天皇が来訪した。
室町時代に、後小松天皇が、
江戸時代には、後水尾天皇が、それぞれ
行幸した、ということである。
【石不動前のおみやげ売り場】
奥様 : I wonder if they sell a Japanese doll ?
日本人形って、売っているかしら?
ゴタ : Yes, there are some.
はい、ちょっとだけ。
ご夫婦、赤いべべ着た女の子のお人形と、
桃色のべべのお人形を見比べ、
ご主人 : Which color do you think is better ?
どっちの色がいいと思う?
奥様 : Red. And you ?
赤よ・あなたどうなの?
ご主人 : Pink.
桃色だな。
赤色と桃色、勝負は、赤が勝ち、お買い上げ。毎度あり~。
ヾ(@^▽^@)ノ
午後からの4時間コース。
ご案内出来る場所は、時間的に言って、あと一カ所です。
予定では、清水寺だったのですが、
ご主人のアブルさんが、花瓶を買いたい、と
おっしゃるので、
「京都ハンディクラフトセンター」
に、行き先を変更。
これは、足腰のあまり頑強でないガイドにとって、
ありがたーいお話。
たとえば、五条坂にエスカレーターが出来たような気楽さ。
毎度ありー。
【京都ハンディクラフトセンター・・・ひとよんで、ハンクラ】
もと、JTBツアーのステーションだったハンクラは、
東日本大震災以降、ツアーが減り、
ステーションを、平安の森ホテルに譲った。
平安の森ホテルも、ヒマになって、ステーションを返上。
かくも、ツアーが激減したのは、
英米人観光客が激減したのに、比例する。
先日、ニュースで発表されていたのだが、
海外からの旅行客は、過去最高なんだとか。
「ええかげんなこと言うな!」
と、怒鳴りたくなるが、
「東南アジア系」
お客様が増えたのは事実。
これまでの、ゴタの受け持ちも、ほとんどが、東南アジア。
ヾ(@^▽^@)ノ
さて、ご主人も奥様も、東館3階から、動く気配はありません。
よほど、ここが、お気に入りのご様子。
結局、ここで、時間めいっぱい、お使いになって、
祗園のお宿、「吉今」にお戻り。
「明日も来てくれ。」
と、おっしゃいます。
「明日は、先約の仕事があるから、だめだ。」
「それは残念だ。
きょう、行けなかったところなど、
案内してもらいたいのだが。」
「じゃあ、ピンチヒッターを探してみましょうか?」
「たのみます。」
こうして、明日の便宜を図って、ツアー終了。
明朝は午前9時30分のお迎えということを、
同じ事務所のガイドさんにお伝えして、帰宅。
大阪の我が家に戻りました。
おしまい
ゴタぴょん