Nicotto Town


つぶやきrnao


兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相


◆ 衆議院選挙総括 〜地獄の選択〜 


『フィナンシャル・タイムズ』(英国)が「もしかす
ると日本人は自分たちの怒りの声を、投票所ではなく
自殺率で示すことを選んでいるのかもしれない」と書いていた
http://bit.ly/2yZr3W6 


そうなのかもしれない
日本国民は滅多に投票にいかない
どんなに政権に痛めつけられてもその回答はふてくされたような棄権だ
その行く着き先を自殺としても間違ってはいないだろう


自殺だったらまだいいのだが生きたくても戦地に送り
出されて殺されることになるだろう


せっせと投票所に足を運び戦争の未来と闘っている国
民にとってはほんとうに腹立たしい半分ほどの日本人


投票の前日(21日)こんなツイートを見つけた


きっこ

金正恩がどれだけバカだとしても少なくとも安倍晋三
よりは知能が高いから核やICBMの開発はあくまでも
「米国と対等に取引するための手段」であって本当に
他国に向かって発射したら瞬殺されてしまうことは誰よりも本人が一番分かっている
それを「脅威」だと煽る安倍晋三は本物のバカ


asuka

きっこさんの言ってる事は確かに世界中も同じ意見です

ですが少し違うことがあります

それは日本国民は安部と同じバカだと思われてる事なのです

英語・韓国語・ロシア語・中国語などのTwitterを読む
とわかりますよ
また今回の選挙にも日本国民は無関心だと言われてま


(引用終わり)


確かに金正恩を統治の困難な北朝鮮の統治者として評
価する声は、米国にもある
その北朝鮮を、圧力と制裁で締め付けようと世界で唯
一わめく安倍晋三を選んだのは、日本国民である
したがって愚かな国民といわれても仕方あるまい


Spicaがこんなツイートをしていた

前提に事実誤認あり
自民党の得票率はどの選挙でも3割前後
自民党を選んでいるのは日本人ではなく選挙制度
選挙に限らず集団の出す結論は「決め方」でどうにでも変わる事は意識すべき

 なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)
http://bit.ly/2yHOvGn 
http://bit.ly/2yHP3fp 




実際、小選挙区制が現在の日本の惨状を生んだ
これは否定しようがない


小選挙区制はやめるべきだ
このシステムでは膨大な死票を生む
民意が反映されないのだ
小選挙区制は、世襲のバカ議員が独裁をふるえるシステムである
このシステムが続く限り国民の幸せなど最初から眼中
にない飯の食い方としての多数のバカ議員を生み続け

それを見下す世襲バカ議員が独裁をふるい続ける


22日投開票の解散総選挙が終わった
これで明確に日本は地獄に舵を切った


この選挙は戦後、もっとも愚劣で個人的な動機による
選挙だった


国家国政の私物化の果て、モリカケ事件を起こした安倍晋三が、野党の追及から逃れられなくなって、逃亡するために起こした選挙だった


解散の直前に、米国─安倍─小池─前原の、米日支配層による、もくろみが起動した
安倍晋三の動機に3点を付け加え、4点とした


(1)モリカケ追及からの逃亡

(2)民進党解党による野党共闘潰し

(3)対米隷属二大政党制の樹立

(4)米軍が自衛隊を使って戦争ができる体制作り

もちろん本人に理解できて切実だったのは
(1)モリカケ追及からの逃亡だけで
(2)〜(4)は背後の大きな権力が考えたものだ


具体的にいえばモリカケ事件から政権交代につながる
可能性があった民・共・自・社の野党共闘を潰す
まず野党共闘の母体になる民進党を解党する
そのために改憲と戦争法(安保法制)で踏み絵を踏ませ、解党を具体化させる
前代未聞の小池と前原による
民進党内リベラル狩りである


リベラル狩りはナチスもおこなっているので
小池、前原は ポピュリズムからファシズムへ大きく踏み出したといえる


国民にとって衝撃的だったのは、大方の民進党議員がすんなりと踏み絵を踏んだことだ
かほどさように世界一の歳費がほしかったのだ
これこそ日本の政治が到達した究極の劣化だった


これほど国民をバカにした話はない
日頃は改憲にも戦争法(安保法制)にも反対している


ところが選挙になると国民の人気の高い賛成の政党に
入って当選を狙う


世界一高い歳費にありつくために
過去が捨てられたの
このとき忘れられているのは過去の政策を支持した国民である


その後は、自・公・希・維の翼賛体制を作るために、かたちだけの二大政党制を作る
米国にとってはどちらが勝っても米国益に奉仕する政権なので、永遠に日本を奴隷国家として支配できる


枝野幸男を、わたしは民進党の代表選から支持し
前原誠司を批判してきた
現在、立憲民主党を作った枝野幸男は見事に開花し
党の仲間を代表として身売りに出した前原誠司は、すっかり国民の信頼を失った
民進党は、前原を解任し、除名すべきである


枝野幸男にいま、もっとも重要なことは安易に民進党
と合流しないことだ
確かに数は増えるが結局中身は元の民進党と同じと
いうことになって国民の支持が急速にしぼむ可能性がある
希望の党の急速な失速に学ばなければならない


わたしがもっとも恐れるのは民進党との合流の結果
改憲、増税に賛成、戦争に前のめりといった議員が多数入ってきて、立憲民主党が以前と同じ鵺(ヌエ)に化けてしまうことだ


「反対して通させる」
これをやっていると前の民進党と同じではないか
いう認識が国民のなかに広がる
目先の数の誘惑に負けるとすっと国民の支持が引くか
もしれない


前原誠司は代表辞任後に希望の党に入る
これで小池、前原の自民党補完勢力の色彩は明確になる


今後は希望の党から改憲、増税、戦争へとふたりで走り出すことになるだろう


共産党の志位和夫は、「民進党によって直前に野党共闘が分断され、多大な負担を強いられた
選挙を戦う形が作れていれば、こんなに自民・公明両党の多数を許す結果にはならなかった」「候補者の取り下げによって、当然、共産党にマイナスはあるが
かなりの選挙区で当選を勝ち取る結果になっており間違いのない判断で悔いはない
今後の国政選挙などに向けて相互に推薦し合うような
本格的な共闘にぜひ発展させたい」と語った
http://bit.ly/2z11bt0 


また、立憲民主党の躍進を喜び立憲民主党が改憲の大
きなブレーキになる、と述べた
共産党が払った自己犠牲には多大なものがあった
何とかそれに報いたいと、選挙期間中、わたしは何度もツイッターで共産党への応援を呼びかけた
多くの識者もわたしと同じ考えで、共産党への支持を訴えていた
しかし、結果は気の毒なことになった


三宅雪子がこんなツイートをしていたが、これは無党派のリベラル派を代弁する言葉だろう


共産党さんの力不足ではないと思います
今まで野党共闘でいかに共産党さん以外の野党と支持者が共産党さんに甘えてきたかを痛感する選挙でもありました
深く反省をして互いの利となるように野党共闘を進化させていく必要を感じています
お疲れさまでした




次の選挙ではぜひとも共産党を躍進させ
国民いじめの
増税、戦争に前のめりの勢力への
防波堤を高くしなければならない


共産党からはこんなツイートが投稿された


日本共産党

私たち日本共産党に対して多くの励ましのコメントを
いただき本当にありがとうございます
全てに返信することはできませんので
ここでお礼を申し上げます
本当にありがとうございます

そのお気持ちに応えるべく、政党としての地力をつけて参りたいと思います


続く

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2017/10/23 23:25
こちらからの引用です、興味のある方はどうぞ^^


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