Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2013年11月24日 Ⅲ


11月24日(日)  Ⅲ

Ⅱからつづく


    【オークラ】

ゴタ  : 到着しました。


ご主人 : じゃあ、荷物を降ろしましょう。


ドアマン: 今、大阪のホテルから連絡がありまして
      お荷物を降ろされたら、そのまま
      京都観光に出られるのですね?


ゴタ   : そうです。約5時間の観光になります。


ドアマン : では、当ホテルの車椅子を積み込みますか?
   

ゴタ   : お借りできますか?


ドアマン : はい、大阪のホテルからそのように、
       指示がありましたので。


ゴタ   : ああ、ありがたい。
       夏季さんが、電話を入れて、くれていたんだ。



    車椅子を積んで、出発です。
    オークラは、経営が、京都ホテルです。
    神戸オークラとは、
    直接関係はないようです。

    そういえば、帝国ホテルなどは、
    大阪と東京は、全く別ものだそうで。
  

    【京都観光スタート】


   河原町通りを下がります。
   まず、三十三間堂へ、とおっしゃいます。
   なので、東山通りに出ようと思い、河原町四条を左折。
   そして、八坂神社の手前、四条切り通しで、


ゴタ   : 鍵善良房がここにあるんですよ、
       さっき、お母様が言っていたくずきりのお店が。


みなさん : じゃ、寄って行きましょう。


    この結果、みなさまは、鍵善にお入りに。
    ゴタは、車の番。あ~食べたい。


   【古い歌】 

 : ものは言うまい、もの言うた罰に、父は長柄の人柱。



 【三十三間堂】


   くずきりは、終わりまして、観光です。
   まず、三十三間堂からスタートです。
   室内用車椅子を借ります。この場合、付き添い
   の人も、同じ車椅子の部屋から上がります。
   バリアフリーになっています。

   結局、全員、付き添い人と認定され、全員で、上がった。
   ここから、スタートです。


    【本堂】

   おなじみ、観音菩薩像が、
   左右500体づつ立っているお堂です。


観音菩薩 : おう、よう来たのお、われ。


ゴタ   : 何や、河内の観音のおっさん。


観音菩薩 : すみません。京都生まれどす。


    一体、一体、眺めてみますと、
    何か、語りかけてきそうです。

    観音像は、京都生まれ。
    ここから、西へ、500メートルほど行った
    東洞院七条にあった工房で、
    湛慶一門によって、寄せ木造りの手法で、作られました。

    1164年に作られたお堂のなかに、
    鎌倉時代の観音様がいらっしゃると
    いうのは、いささか、奇妙ですが、あんまり、
    深く考えないようにしましょう。
    人の世は、不思議なものなのだから。

    お母様、観音像の前で、手を合わせお祈りしています。
    こんな敬虔なお客様は、初めてです。

    ゴタが観音様なら、褒美をとらせよう。


観音菩薩  : よう参られた。


お母様   : 家内安全、無病息災、お頼み申します。


観音菩薩  : お布施をしなさい。10000円下さい。


お母様   : せがれや、私の代わりに、
        そこに、奉納金1万円をお願いします。 
     

ご主人   : お願いします。浄財奉納です。


受付    : ここに、お名前と住所をお書き下さい。


     ヾ(@^▽^@)ノ   

  堂内は、ゴタがお母様の車椅子を押して差し上げました。
  毎年、来ているのだそうです。
  これは、もはや、観光ではない。
  信仰です。観音信仰。

  観音様は、男性か、女性か、よく聞かれますが、
  どっちでも、お好きな性で、信仰して下さい。

  当世、人間界にも、
  男性か、女性か、
  わかりづらいのが、たくさんいますから。

  観音様は、お経文によって、
  男性として、描かれていたり、女性っぽく、描かれていたり、
  様々なので、仏像を作る側も
  男性にしたり、女性にしたり、翻弄されていますが、
  三十三間堂では、おひげがあるのは、男性でしょうな。
  (全員ひげはやしてまっせ。)


Ⅳにつづく
ゴタぴょん




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