ドイツの悪手、難民政策3
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- 2017/10/09 15:40:49
このエントリは未来の自分に向けて書くエッセイであります。
☆引用開始☆
【10月9日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は8日、新政権樹立に向けた連立交渉を前に保守系与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の結束を図るため、難民の受け入れ数を年20万人に制限することに同意した。
CDU・CSUは、先月24日に行われた連邦議会(下院)選挙で勝利したものの議席を減らし、連立交渉は難航するとみられている。
メルケル氏が党首を務めるCDUは8日、南部バイエルン(Bavaria)州のホルスト・ゼーホーファー(Horst Seehofer)州首相率いるCSUと協議。ゼーホーファー氏は、今回の選挙で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の躍進を許したのは、2015年以降100万人以上の難民を受け入れてきたメルケル氏の政策に責任があると非難している。
10時間に及んだ非公開の会合で、CDUとCSUは難民の受け入れ数について年間20万人の上限を設けることで合意した。ゼーホーファー氏が長らく求めてきた方針に近い内容。メルケル氏はこれまで受け入れ数の上限設定を繰り返し拒否していた。
会合は、財界寄りの自由民主党(FDP)と環境政党の緑の党(Greens)との連立交渉を控え、与党内の対立を収めて団結することを目的に行われた。(c)AFP/Frank ZELLER
☆引用修了☆
2年前の9月に明らかな悪手(政策の間違い)を指摘しました。
今になってやっと難民の制限を20万人以下にするということになりました。
因みに昨年は28万人の難民があったそうです。
さて、難民に制限をかけるのはドイツを救うことになりますが、
生死をかけて国を出た難民が選別されるとしたらどのような基準でしょうか。
20万人目と20万1人目にはどのような優劣があるのでしょうか。
難民がドイツで生活をする間、祖国シリアは国民を失います。
5年後ドイツに定着した後、内乱が終わったシリアに戻ることができるでしょうか
先進国ドイツとシリアの生活、どちらが良いと思うでしょうか。
内乱が終わった後、強制的に帰国措置をする可能性がありますが、
それは人道に反するように、日本人である自分は思います。
日本が難民を殆ど受入れない現在の立場を自分は肯定します。
難民が日本に基盤をもつとして、自国に再び拠点を構えるには
人生はあまりに短く見えます。
シリアの国の人が、外国の組織によって困難にあっているのは同情します。
しかし、シリアをどのようにするかは、外国が決めることではありません
シリアに残る全ての栄誉、全ての歴史、それはシリア人が紡いできたものです。
アメリカでもドイツでも、イギリスでもありません。
シリアの名誉は全てシリア人に帰します。
自分は一貫して言います。
シリアの国民はシリア国に対して一定の責任があります。
弱いものはやむを得ませんが、成人男子は国にとどまり、
自国のために戦うべきです。
最近の日本でも感じますが自分の事でも他人事扱いしてる人増えました。
明日は我が身って言葉も通じないです。
私も難民の受け入れは正直反対です。
今の日本では人道的に難民を受け入れても非人道的に安い賃金で働かせるのが目に見えてるので。