映画 ドリーム
- カテゴリ:日記
- 2017/10/08 23:48:30
10月8日(日)晴れ曇り 27℃
映画 ドリーム 大ヒット上映中!
2017年 第89回アカデミー賞3部門
(作品賞、助演女優賞、脚色賞)ノミネート
宇宙 開発史の陰に、世界へ夢と希望をもたらした
3人の女性がいた、実在の方々のお話なのです。
1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した
宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの
3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、
ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を
描いたドラマ。
ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、
米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所
に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性
グループがいた。
なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、
宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、
白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって
決して心地よいものではなかった。
一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるという
だけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人は
ひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な
偉業に携わることとなる。
キャサリン役で「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の
タラジ・P・ヘンソンが主演し、
ドロシー役を「ヘルプ 心がつなぐストーリー」の
オクタビア・スペンサー、
メアリー役を「ムーンライト」などにも出演している
歌手のジャネール・モネイが演じた。
監督は「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。
ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが製作と音楽を担当。
ノンフィクションの映画ですから 凄い女性が いらっしゃった
ものです、と 驚きました。
IBMのコンピュターもNASAには未だ導入以前の事で 難しい
軌道計算を スラスラとこなしてしまう 天才黒人女性です。
自由で何事にも進んでいるアメリカのようですが、人種差別も
あり、大変な苦労をしていらしたのです。
ロケットが発射され宇宙に向かった宇宙飛行士ジョン・グレン
が真っ赤に燃えるロケットの中で、もがきながら 応答、・・・
通信が途切れ しばらく無言音沙汰なし・・・、
解っていても ハラハラ致しました。
ライトスタッフという宇宙に挑戦する男達の映画がありましたが、
これはその裏の話ですね、観てみたい映画です^^
1962年代なら、そうとう差別があったことでしょうね。
80年代に、黒人と白人が結婚すると、黒人側からは仲間うちから追い出され、
白人側が娘だと勘当されることがあったとききます。未婚で妊娠しても結局結婚できず、
生まれた子は養子に出されたりしたそうです。
黒人は勉強ができないと自分で暗示をかけている部分があって、テストではなくゲームとして
問題を解かせると、結構いい得点をだせると先日何かで読みました。
でも、実際、できる子たちでも育った環境で、その能力を使うより、食べるために手を悪に染めることも
多いのだとか・・・今でもそんなことがあるのに、60年代にその女性たちが歴史に残る偉業を
陰から支えたなんて、すごいことですね。
なんだか、もがきながらって、、、こわそう!(;_;)
凄い女性たちの話なんですね!
またねー!